◆年間500人以上にカウンセリング&指導を実施 ◆3ヶ月で英検準1級、1級合格、TOEIC300点UPの受講生を多数輩出 ◆高校時代はスイスに留学。国際基督教大学(ICU)卒業後、証券会社の投資銀行部門やPEファンドで英語でのビジネス経験を有する ◆英検1級、TOEIC980
こんにちは!
武田塾Englishの上間です。
TOEICの勉強はしているけどなかなか600点台から抜け出せない、
昇進、昇給のために730点が必要だけど勉強方法が分からない、
といった方々向けに、今回は『TOEIC730点を最短で獲得する戦略!』をこっそり紹介したいと思います。
Contents
TOEICは990点満点、730点というスコアはTOEIC600点から990点までを4分割した時、2番目にくるスコアです。730点より上のレベルを目指す場合、860点や990点が目標スコアとしてあげられることが多いです。
TOEICの公式サイト (2024年10月時点 )によると、平均スコアは612点。730点以上は上位20%に入り、かなり高い英語力を備えているといえるでしょう。
また、TOEICを実施するIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)も730点を1つの基準と定めています。
このような理由でTOEIC730点が「目指すべきスコア」としてよく使われます。
引用:IIBC一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
TOEIC公式による評価では、「どんな状況でも適切にコミュニケーションがとれる素地がある」レベルと定義されています。英語の基礎力が十分に備わっているので、例えば以下の能力があるといえます。
引用:IIBC一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
大学によりますが、英語試験の免除や出願要件の一つとして提出することができる先があります。
最近は採用条件の一つに「応募資格TOEIC730点以上」が義務付けているところが多くあります。応募資格なので730点未満の場合は採用試験にさえ進めません。
今まで英語の使用頻度が高くなかった企業もグローバル化に対応するため、英語を使える人材を積極的に採用しています。
係長、主任、課長などへの昇進・昇格に730点以上を条件としている企業が多くあります。
また、国際部門への配属、海外赴任への選抜などでも重視され、英語を使って仕事をしたいのであれば730点は必須と言えるでしょう。
730点獲得のためには、あれこれ広く手を出すのではなく、単語、文法、リスニングとそれぞれ一冊を完璧にこなすとよいです。TOEICで議論されやすいテクニックより、徹底的に基礎を押さえることが700点突破のコツです。
理想は3時間ですが、最低でも1時間半は確保しましょう。
どうしても1時間半学習できない場合は、週末などを利用して挽回しましょう。
■スケジュール
単語は日ごとに範囲を決めて、1最低5回見ましょう。
おすすめは隙間時間をうまく活用すること。
例えば、
朝食前 10分
通勤中 15分
ランチ休憩中 10分
帰宅中 15分
寝る前に10分
この方法ですと、単語だけでも1日1時間確保できます。
■暗記のコツ
覚えようとしないこと!!これだけ!!
無理に暗記しようとするのではなく、作業だと思いましょう。
英単語を見て1秒以内で訳が出てこないものはすぐ日本語訳を見る。これを何度も繰り返すのがポイントです。どうしても覚えられない単語は画像検索でイメージを入れるのもよいです。
■おすすめ単語帳
『TOEIC出る単特急金のフレーズ』
金フレにはTOEIC頻出単語が1,000語収録されています。
著者TEX加藤さんが10年以上、80回以上TOEICを受験した中で出題された単語や表現をメモとしてまとめたものです。目標スコアごとに単語が分かれており、730点を目指す方は、「助走の400語」と「加速の300語」を学習しましょう。無駄なくTOEIC頻出単語を覚えられます。
また金フレはTOEICを意識した例文が豊富です。
なかなか覚えづらい単語はフレーズや文章と一緒に覚えるとよいでしょう。
TOEICは単語のみのテストはなく、文章の一部として出題されるため、フレーズや文章で覚えているとよりスムーズに問題が解けるようになります。
■音声もチェックしよう!
単語は必ず音もチェックしましょう。間違えたまま暗記するとリスニングの時に和訳ができなくなりますので、初めて覚える単語は必ず聞くようにしましょう。
金のフレーズでは速度を変更することもできます。リスニングが苦手な方は0.5倍から始め、リエゾンやリダクションなど音の変化を聞き取る練習を、得意な方は2倍速に挑戦するのもよいです。
730点獲得には基本的な英文法を理解することが第一です。
例えば、
現在形、現在進行形、過去形、未来形、現在完了はなどが挙げられます。
他にも
関係代名詞、比較級、最上級、前置詞、受動態、依頼文、付加疑問文などもしっかり理解しましょう。
■おすすめの参考書
『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』
単語同様、TEX加藤さんの著書でPart5 (短文穴埋め問題 )が1,049問収録されています。
良質な問題が多く解説が丁寧、かつ下記のようにカテゴリー分けされているため、自分の不得意な問題を集中的に学習することも可能です。
品詞問題
動詞問題
前置詞/接続詞問題
代名詞問題
■使い方
①1ページ目から順番に30問×3セット解く
②間違えた問題は解説を読み込み、理解する
③間違えた問題だけを解き、正解の根拠が説明できるようになるまで繰り返す。
ここで大切なポイントは、1問20秒で解くこと!!!
TOEIC730点を目指す場合、Part5は10分で解く必要があります。
始めは1問20秒を大変に感じるかと思いますが、数をこなすと慣れてきます。
日頃から時間制限を設けて取り組むようにしましょう。
リスニングでは、音声を聞いて完全に聞き取ることができる、訳することができる、シャドーイングすることができるレベルを目指しましょう。
シャドーイングの詳しいやり方に関しては以下の記事や動画をご覧ください!
■おすすめ教材
最新版の公式問題集を使いましょう。
リーディングに比べると簡単な単語や表現が出題されますが、各パートで注意・注目すべき点が違うためそれぞれの勉強方法を紹介します。
Part1,2:ディクテーションとシャドーイングで完璧に聞き取る
①読み上げられる問題をディクテーションして書き留める
②訳と英文スクリプトを確認し、聞き取れなかった音をチェック
③精読
④スクリプトを見ながら音声と同時に発話。 (オーバーラッピング )
⑤スクリプトなしで、音声と同じスピードで発話できるよう繰り返す (シャドーイング )
Part3,4:ディクテーション、精読、シャドーイングを繰り返す
①会話文を書き留める、あるいは自分の声を録音する。
②教材の音声と照らし合わせ、聞こえていない単語、表現を洗い出す。
③英文スクリプトの精読。音は聞こえているが瞬時に訳せない表現などの文構造をチェックする。主語、動詞を意識して読めるようになると文頭から英文が訳せるようになるのでこのステップは飛ばさない。
④スクリプトを見ながら音声と同時に発話。 (オーバーラッピング )
⑤スクリプトなしで、音声と同じスピードで発話できるよう繰り返す (シャドーイング )
1ヶ月に1回は時間制限を設けて実際に問題集を解きましょう。
午前中に受験する方は同じ時間帯に解くなど、なるべく受験する環境、時間帯を合わせるとよいでしょう。
また、分からなかった問題は塗り絵で埋めて構いません。
答え合わせでは現状の得点を確認、苦手なパートや時間の使い方もチェックしましょう。 (Part5に10分ではなく20分費やしたなど )
以上いかがだったでしょうか。
英語教材は多くありますが、TOEIC公式問題集や目指す得点に合わせたレベルの参考書に絞って学習することが大事です。リスニング、リーディングも一つ一つしっかり理解し、マスターすることを忘れずに学習していただきたいです。
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