今回は、英語の資格試験の中でも少しマイナーな技術英検という試験に焦点を当て、これがどんな試験なのか、そしてその対策についてご紹介していきます。
特に理系・技術系を学んでいる大学生や、理系の分野で働かれている方!! ぜひこのブログを読んでいただきたいと思います!!
今回ご紹介する内容は動画でも紹介しています。チェックしてみてください!!
技術英検は、理系・技術系、そしてそれらの分野で働かれている方向けの、特に英語文書作成能力を問う試験となっています。
よって、基本的にはライティングの力を測る試験で、取扱説明書・仕様書・論文・規格など、英語を使って理系の仕事をするなら書けるようになっておきたいものが出題内容となります。
技術英検は英検と同じように級に分かれており、3級・2級・1級・準プロフェッショナル・プロフェッショナルという順に難易度が上がってきます。ちなみに、準プロフェッショナルとプロフェッショナルは同じ試験内容が出題されますが、合計点数によってどちらの資格を得られるかが変わります。準プロフェッショナルは合計で60%以上、プロフェッショナルは合計で75%以上の得点が必要となります。
ただ、どの級であっても基本方針は変わらず英語文書作成能力を試すということです。そこで重要となってくるのが、あとでも言及する技術英検の3C、Correct, Clear, Conciseな表現を使って文書を作成することです。どれだけ難しい単語を使えているとか難しい構文を使えているかという基準ではなく、誰にでも正確に伝わるのかというところにフォーカスした試験ということです。
さて、技術英検の概要がわかったところで、この試験にどう対策していけばいいのでしょうか?? 今回は準プロフェッショナル・プロフェッショナルの試験問題に焦点を当て、その対策方法を紹介していきます。
技術英検は英文書作成能力を問う試験ですから、基本的にすべて記述型の試験となります。例えば、文書を英語で要約したり、日本語の文章を英語に訳す問題が出題されます。
この試験で重要となってくるのが、先ほど紹介した技術英検の3C、Correct, Clear, Conciseというテクニカルライティングの考え方です。難しい文章を書くのではなく、正確で簡潔な記述をすることがこの試験の要です。
この試験がテクニカルライティングを重視しているのは試験問題からも分かります。なんと、テクニカルライティングの考え方についての知識問題まで出題されるのです。さらには英文のリライト問題も出題されるなど、やはり正確に簡潔に書くことを重視した試験内容となっています。
ただ英語力があれば、ただ理系の専門知識があればいいというわけではなく、テクニカルライティングの理論をしっかりと理解し、それをアウトプットできるようにならなければ技術英検を突破するのは難しいと言えるでしょう。
今回は、技術英検という英語の資格試験をご紹介しました。
ただ英語力だけではなく、専門知識、そしてテクニカルライティングの理論と実践が必要となる試験ですので、対策は少し大変かもしれません。しかし、この試験の対策をすることで大学生なら論文執筆、働いていらっしゃる方ならお仕事に直結する技術を得ることができます。
少しでも技術英検に興味があるなという方は、ぜひ受検していただきたいと思います。
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