こんにちは。武田塾Englishの上間です。今回は、TOEIC受験者なら多くの人が憧れるTOEIC800点を越える方法について解説していきます。
TOEIC800点と言えば、外資系企業や海外営業職などの採用基準になり、ビジネスの場でも一目置かれる英語力の証明になります。これからTOEICのスコアアップをして、キャリアの幅を広げたい、市場価値を高めたいと思っている方には、ものすごく魅力的な資格です。
ただ、そう簡単には到達できないスコアであり、大きな壁を感じている人も多いはず。
そこで今回は、
実際に指導をしてTOEIC800点を越えた方の話をもとに、TOEIC800点を確実に取るための勉強法や必要なマインドを話していきたいと思います。
これから話す内容はただの机上の空論ではなく、実際にスコアを達成した方たちの話をもとにしているので、現実味が違います。
決して楽な方法ではありませんが、確実にTOEIC800点を越えたいと思う方は、ぜひ今日から実践をしてください。
Contents
実際に私がTOEICを指導して、TOEIC800点を越えた人全員には3つの共通点がありました。
これら3つの特徴をもとに、TOEIC800点を取るための必要なマインドや勉強法を解説していきます。
まず一つめに、TOEIC800点を越えた方全員に共通していたのが、ものすごく多くの勉強時間を取っていたことです。
具体的には、1日約3時間、多いときは5時間以上も勉強している人もいました。休日にはもっと勉強量を増やして、1日5~6時間勉強していた方もいました。
また、解いた模試の数では、平均して6回分(公式問題集3冊分)、多い人で14回分(公式問題集7冊分)も解いた人もいました。
TOEIC800点を越えるために「量」は確実に必要です。
もちろん、勉強の質にこだわる必要もあります。間違った勉強法のまま長時間勉強をしていても、思うようにスコアに結びつかないこともあるでしょう。
ただそれ以前に大事なのは、「大量の勉強時間を確保することが最優先である」ことです。
もしあなたが、今すぐTOEIC800点が欲しいにもかかわらず、1日5~10分ほどコツコツを勉強してそのスコアを取ろうと思っているなら、今すぐその考えを変えた方がいいです。
そのような姿勢では、いつまで経ってもTOEIC800点に近づくことはできません。いくら勉強法が良かったとしても、たったの1日5分しか勉強しなければなかなか英語力はつきません。勉強の質を確保した上で、実際にたくさん勉強することでスコアは伸びていくと思ってください。
実際にTOEIC800点を越えた方の中には、400点台からスタートした方もいました。その方は毎週大量の宿題を確実にこなし勉強したことで、劇的にスコアを伸ばしたのです。
これまで勉強法ばかり探して、そもそもの勉強をあまりしていなかったという人は、今すぐ勉強時間を増やすことを考えましょう。このマインドセットに切り替えることができれば、TOEIC800点獲得が一気に近づきます。
TOEIC800点を越える人に共通する2つ目の特徴は、徹底的に復習をすることです。どの方も、問題を解きっぱなしにせず、丁寧に復習を行うことで、着実に力をつけていきました。
具体的には、
このように、徹底的に復習するサイクルを回していました。模試を14回分解いた方も、全14回分この解き直しまで行いました。この反復を繰り返したことで、知識を定着させ、800点に必要なレベルまで達することができたのです。
特徴の1つめで、「圧倒的な勉強時間の確保」の話をしましたが、たくさん勉強して、たくさん覚えたものも、残念ながら時間が経つと忘れてしまいます。
人間は、一度覚えたものは忘れるのが当たり前です。だからこそ、きちんと復習まですることで、学んだことを定着させる必要があるのです。
大事なのは、覚えたことをテスト本番のときにアウトプットできることであり、勉強したときだけ覚えていてもあまり意味がありません。
勉強時間は確保できているのに思うように伸びないという方は、復習が抜けているかもしれません。どんどん先に進みたくなる気持ちや、新しい問題を解きたくなる気持ちはわかりますが、一度立ち止まり、これまで解いた問題が定着しているか復習で確かめてみましょう。
TOEIC800点を超える人の特徴3つ目は、リーディング力があることです。どの方もリスニングだけでなく、リーディングでもきちんと点数を稼ぐことで、TOEIC800点を達成されました。
前提知識として、TOEIC® Listening & Reading Testはリスニングとリーディングから成るテストですが、リスニングは点数を伸ばしやすく、平均点もリーディングよりも高い傾向にあります。
これまで600点、700点を突破してきた人の中には、伸ばしやすいリスニングを強化することで、順調にスコアを上げてきた人もいると思います。しかし、800点を目指すには、リーディングの苦手を克服して、きちんと点数を稼げるようにならないといけません。
具体的には、単純計算で8割以上の正答率を取ると仮定した場合、以下のような比率になるのが一般的です。(※実際には8割ちょうどで800点は取れないと言われています。)
【パターン①】
リスニング | 85% |
リーディング | 75% |
【パターン②】
リスニング | 90% |
リーディング | 70% |
つまり、リーディングでは最低でも7割以上(350点以上)を取る力が求められているのです。
実際にTOEICを指導し、たくさんの受講生の方を見てきましたが、リーディングで7割を越えられる人は多くはありません。
リスニングは比較的スコアを伸ばしやすいので、対策を進めていけば8割、9割とスコアを伸ばしていける人も多いです。しかし、リーディングは付け焼き刃の対策ではなかなか伸びず、6割あたりで停滞してしまう人も多いです。
では、どうすればいいか。
きちんとした「英語の基礎力」が必要になってきます。
ここでの英語の基礎力とは、主に「単語力」「文法力」「構文力」のことを指します。リーディングで伸び悩んでしまう人は、これらを克服できていない人が多いです。これらが克服できていないと、きちんとしたリーディング力が養われず、たくさん問題を解いてもスコアが伸びないという結果になってしまいます。
逆に、この土台がしっかりと固まれば、爆発的にスコアが伸びる可能性があります。実際に指導して400点台から800点台になった方は、ある程度文法の土台がある人でした。そこに単語のインプットを加え、精読の中で丁寧に構文をとる練習をし、文法の抜け漏れを固めた結果、リーディングで8割(400点)を取り、800点を越えたのです。
この機会に、自分の英語の基礎力を見直し、土台を固めるマインドに切り替えましょう。
どれも単調に思え、目をそらしがちな勉強ですが、これらにきちんと向き合うことがTOEIC800点を越えるための確実な道です。800点を越えるためには、リーディングを克服する必要があることを念頭に置き、英語の基礎力である「単語力」「文法力」「構文力」をしっかりと身に付けるための勉強を始めましょう。
ここまでTOEIC800点を越えた方に共通する特徴を見ていきました。
どれも決して楽ではありませんが、これらを実践すれば確実にTOEIC800点達成が見えてくるでしょう。そして英語力の証明となるTOEIC800点を取れば、これからのキャリアや人生が大きく好転するはずです。
武田塾Englishでは、TOEIC目標スコア達成のために徹底管理のコーチングを行います。TOEIC対策なら武田塾にお任せください。
60分間、英語学習についてのどんなお悩みにも無料でお答えします。
英語学習って何から始めればいいの?
TOEICで高得点を取るにはどうやって勉強すればいいの?
勉強しているのに英語ができるようにならない・・・
このようなお悩みがある方は是非お気軽にお申し込みください。
講座や申込に関するお問い合わせでなくても大歓迎です。