就職や転職にアピールできる資格として有名なTOEIC L&R試験。「TOEICスコア満点です!」という人がいると単純に憧れちゃいますよね。「なれるものなら、なってみたい!」と思うものです。
でも満点を取るのは至難の業。かなりの努力を要します。満点スコア取得者は何人ぐらいいるのでしょうか。
情報が開示されておらず正確な人数はわかりませんが、全体の0.3%程度といわれています。TOEICの問題はビジネスシーンを題材にしているので、帰国子女でもなかなか満点は取れないといいます。
仮に猛勉強して満点を取ったら、一体どれだけのメリットがあるのでしょうか。
TOEIC L&R満点スコアが企業でどれくらい評価されるのか気になるところですが、実は満点スコアにあまり大きなメリットはありません。満点でなくても、十分評価されるのです。
Contents
就職や転職のアピールポイントにしたいのであれば、TOEIC満点にこだわる必要はありません。
企業が採用活動する際にどのくらいのスコアを基準にしているのか、TOEIC Programを運営している国際ビジネスコミュニケーション教会(IIBC)の調査を元に解説します。
実は企業が採用時に基準としているTOEIC L&Rスコアは、新卒採用で545点、英語を使用する部署の中途採用で620点なのです。
当然、海外企業と業務提携をしている、もしくは海外に支社をもつ企業の場合、高いスコアを求めています。例えば、2012年から社内の公用語が英語となり話題となった楽天では、新卒は入社までに800点取得することが必要です。
出典:企業・団体が求めるTOEIC Programスコア(https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/katsuyo_2019/pdf/katsuyo_2019_corpo.pdf)
海外出張や海外赴任に求められるスコアは、620点以上です。つまりこのぐらいの点数があれば、企業は英語を使う業務を任せられると判断しているのです。
実際のところ高得点でなくても、実践的な英語力があれば海外出張先や赴任先で十分活躍できます。
ただし、企業によっては海外駐在員や出張者の選考時にTOEICスコアが指標になっている場合があります。海外駐在や出張を希望しているならば基準スコアを満たしておく必要があります。
出典:企業・団体が求めるTOEIC Programスコア(https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/katsuyo_2019/pdf/katsuyo_2019_corpo.pdf)
満点スコアは目指さなくても、800〜900点以上取得したい人にオススメなのが、TOEIC公式参考書TOEIC® Listening & Reading 800+です。TOEICL&Rのスコアが既に600点以上の方に適しています。
TOEIC® Listening & Reading 800+がおすすめな人
おすすめポイント
800点を突破できる問題がどのような問題なのか、肌で感じることができます。
過去問から正答率が低い問題(10〜40%)を難問として厳選。各パートごとに難問の傾向とそれに対する対策が解説されています。難問パターンをつかめば、本番の試験でも気持ちに余裕を持って解くことができるようになります。
難問には冠マークの「難問アイコン」がついています。上級者にとって総合問題集で既に解ける問題を解くのは非効率ですが、この問題集なら「難問アイコン」がついた問題だけ解くだけでも十分スコアアップが期待できます。
TOEICで高得点を狙うなら、それぞれの選択肢がなぜ正解なのか不正解なのか理由を説明できるレベルを目指すべきです。
正解以外の選択肢がなぜ間違いなのか、受験者がよく引っかかるポイントも詳しく解説されています。
本書は問題に出てくる頻出単語も解説にまとめられており、わからない単語を辞書で調べる手間が省けます。
本番形式テスト200問で、本番と同じテストをシミュレーションができるのも魅力の一つ。TOEICを運営しているETSが作成した問題なので、リスニング問題の音声も本番と同じ公式スピーカーによるもの。まさに本番と同等の条件で学習できます。
TOEICの試験時間は2時間で、リスニング(45分間)とリーディング(75分間)に分かれています。問題数は200問。2時間で200問に解答することになります。
本番では時計を見て時間を計る暇はありません。各パートの時間配分を体に覚え込ませる必要があります。例えばパート5の短文穴埋め問題の場合、1問20秒以内に解答しなければ全問解くことが難しいのです。
2時間という長時間の試験であるため、集中力を維持しながら問題を解く力も求められるでしょう。本書は、本番試験直前に各パートの時間配分を確認するにはピッタリな参考書です。
英語講師、翻訳者や通訳者など英語を専門とした職業では、TOEIC990点の肩書きが威力を発揮する場合があります。また就職や転職でも満点取得者は一目置かれるかもしれません。
しかし、企業が社員に求めるTOEICスコアを見ると、ほとんどの人にとって満点を目指す必要性は感じられません。
TOEICはあくまで資格です。満点だからといって実際のビジネス現場で通用する英語力も十分とは限りません。満点を取ることを目標にしてしまうと、ただの資格マニアになってしまいます。
ついスコアばかり注目してしまいますが、本質的な英語力が身につくように英語の4技能をバランスよく高めることにフォーカスしましょう。
TOEIC満点目指す意味ないの?こだわらなくても良い理由とは?
就職や転職にアピールできる資格として有名なTOEIC L&R試験。「TOEICスコア満点です!」という人がいると単純に憧れちゃいますよね。「なれるものなら、なってみたい!」と思うものです。
でも満点を取るのは至難の業。かなりの努力を要します。満点スコア取得者は何人ぐらいいるのでしょうか。
情報が開示されておらず正確な人数はわかりませんが、全体の0.3%程度といわれています。TOEICの問題はビジネスシーンを題材にしているので、帰国子女でもなかなか満点は取れないといいます。
仮に猛勉強して満点を取ったら、一体どれだけのメリットがあるのでしょうか。
TOEIC L&R満点スコアが企業でどれくらい評価されるのか気になるところですが、実は満点スコアにあまり大きなメリットはありません。満点でなくても、十分評価されるのです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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