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武田塾English本部

英語で独り言をつぶやくメリット|やり方や参考ネタ・フレーズを徹底解説

こんにちは!
武田塾English 代表の井関です。

英語を勉強している人の中には「独り言を英語にするといいよ!」とアドバイスをもらった人がいるのではないでしょうか。

一方で、

「英語で独り言ってどうやるの?」
「独り言って言っても何を話せばいいの?」

と独り言を活用してどんな風に英語力を上げていけばいいのか、なかなかイメージができない方も多いようです。

そこで、今回は、英語のスピーキングを独学で上達させるために最も効果があった「独り言」のやり方について、具体的にお話していきます!また、後半でおすすめの教材やアプリについても紹介していきます。

【この記事を読むと・・・】
・英語の独り言の効果やメリットが分かる!
・日常生活にどのように独り言を取り入れればいいのか、具体例が分かる!
・独り言トレーニングに使えるネタやフレーズ例を知ることができる!

それでは、最初に、独り言の効果から見ていきましょう!

井関 真大/武田塾English CEO

TOEIC満点・英検1級・2021年英検協会奨励賞第2位
井関 真大/武田塾English CEO

TOEIC満点・英検1級・2021年英検協会奨励賞第2位
井関 真大/武田塾English CEO

累計400万回再生突破のYouTubeチャンネル「武田塾English」にて社会人向けに英語学習に関する有料級の情報を配信中!Be動詞も理解できずに英語学習に悩んでいたところから数年で英検1級・TOEIC900点以上を取得。最も効率的な英語学習方法を日本に広めるため株式会社武田塾Englishを設立。

井関 真大(いせき まさひろ)1993年生まれ、東京都立川市出身。立川市立立川第五中学校から都立翔陽高等学校へ進学。高校3年の4月に武田塾御茶ノ水本校に入塾し、偏差値31.6から明治大学商学部に逆転合格。明治大学在学中、2年で英検1級を取得。その後、英国イースト・アングリア大学へ正規留学。卒業後は一般企業(株式会社ベイカレント・コンサルティング、他)で英語を使った実務を経験。25歳で独立。
現在は大学受験予備校、武田塾の西東京エリア(田無校、ひばりヶ丘校、東久留米校)を統括する傍ら、武田塾のカリキュラム作成に参画、YouTubeの「武田塾チャンネル」にも出演中。統括校舎からは難関国公立・早慶上智・GMARCHなどへの合格実績を数多く出している。

【著書】
『Be動詞もわからなかった私が数年でTOEIC満点をとった英語独学法』(幻冬舎)、『大学入試 逆転英単語2000 (武田塾逆転合格一冊逆転プロジェクト) 』(アルク)

【取得資格】
・英検1級
・TOEIC L&Rテスト990点
・TOEIC Writingテスト満点
・ケンブリッジ英検(CPE)

井関 真大/武田塾English CEOのプロフィールページ

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英語の独り言は本当に効果があるの?メリットを紹介

まず、英語で独り言を話すと、次のようなメリットや効果が期待できます。

【期待できる効果やメリット6選】
1| 英語を話すことに慣れる
2| 語彙力が向上する
3| 文法(語順)が身につく
4| 瞬発力がつく
5| 日常生活の中で学べる
6| 他の作業をしながらでも学習できる

それでは、一つひとつ解説していきます。

メリット1 | 英語を話すことに慣れる

まず、独り言トレーニングを始めると、シンプルに英語を使う回数が増え、英語を話すことに慣れることができます。

単語帳や文法書などを通して学んでも、それらを使わなければ、単語やフレーズはただ知っているだけで使えない知識になってしまいます。

つまり、少しずつでも毎日ブツブツと英語を唱えたり、使っていくことで、英語を使う頻度が増え、結果、英語に慣れることができます。

メリット2 | 語彙力が向上する

独り言と言えども、意識して、色々なトピックについて英語で話していくと、語彙力を飛躍的に向上させることも可能です。

リーディングなどで出てきた時は読める単語でも、独り言を言う際に思い出すことが難しい時があります。

また、「今日の天気」「旅行先でやること」「時事ニュースについて」など、トピックしばりをして喋れば、コロケーション(よく使う単語の組み合わせ)を覚えることができたり、苦手なトピックが見えてきたりします。

メリット3 | 文法(語順)が身につく

さらに、独り言トレーニングを通して、英語特有の語順をスムーズに引き出す練習ができ、結果、文法をみにつけることができます。

例えば、オンライン英会話などを利用して、レッスンに相手がいる場合、活きたコミュニケーション能力を鍛えられる半面、慣れるまでは緊張したりしますね。

また、自分の英語力に自信のない方の場合、声が小さくなってしまったり、速く返事をしないとと思うあまり、言いたいことが言えないこともあるかもしれません。

しかし、独り言なら、自分の言いたいことを堂々と自分のペースで表現することができます。

加えて、相手の発言を気にする必要がないため、自分の発言に集中しやすく時制や三単現のsなどの文法的な間違いに気づきやすかったりもします。

メリット4 | 瞬発力がつく

独り言トレーニングを続けていくと、言いたいことを瞬時に英語にするという瞬発力が鍛えられます。

日本人が英語を学ぶうえで大きなハンディとなる理由の1つに、語順の違いがあります。

頭で理解しているつもりでも、会話という相手ありきのやり取りになった瞬間、日本語を英語に丁寧に変換する時間は悠長にとれません。

しかし、独り言トレーニングをすれば、日本語を英語に変換するというプロセスが少しずつ短縮され、最終的に英語を英語で考えたり、英語と英語として表現できるようになってきます。

メリット5 | 日常生活の中で学べる

独り言トレーニングは自分さえ思い立てば、どこでも実行できます。

また、必要なものも特別なく、決まった時間に縛られることがないため、日常生活の中で手軽に英語をアウトプットできるんです。

例えば、「今日の夕飯の献立」を紹介してみたり、「自分が今やっている事」を実況中継してみたりするのもおすすめです!

このように独り言トレーニングでは、英語を日常に落とし込んで使っていくため、ムリなく英語力を向上させることが可能です。

そのため、英語学習が習慣化しやすく、挫折しにくいのも大きなメリットといえます!

メリット6 | 他の作業をしながらでも学習できる

独り言トレーニングは、忙しい現代人にもぴったりです!

例えば、「自分がこれから行動しようとしている事」や、「今、自分が考えている事」を英語で実況中継することができます。

このように独り言であれば、他の作業をやりながらでも、チャレンジできるため非常に効率のよい勉強方法だと言えます。

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ここまで英語で独り言を話して望める効果やメリットを見てきました。

【期待できる効果やメリット6選】
1| 英語を話すことに慣れる
2| 語彙力が向上する
3| 文法(語順)が身につく
4| 瞬発力がつく
5| 日常生活の中で学べる
6| 他の作業をしながらでも学習できる

今度は、英語独り言トレーニングの具体的なやり方を紹介していきます!

英語独り言トレーニングのやり方


英語独り言トレーニングを成功させるためには、次のようなトレーニング方法をよく理解して取り組む必要があります。

これから、英語学習初心者と中・上級者に分けてやり方を説明します。

✓ 英語初心者におすすめのトレーニング法
 ・5W1Hを意識する
 ・簡単な自己紹介をつぶやく
 ・日常の一つひとつの行動を英語に変換する

✓ 英語中・上級者におすすめのトレーニング法
 ・友達との会話をイメージしてみる
 ・初対面の人と会話する時をイメージしてみる
 ・映画のあらすじを英語で喋る

英語初心者におすすめのトレーニング法

独り言は何を言っても構いませんが、初心者の場合は「主語S+述語V」の第一文型の形から始めてみましょう!

内容は自分のことに絞り、主語は「I」から始める。
また、時制も慣れるまでは現在に絞るとやりやすいです。

例えば、次のようなフレーズを使って、何気ない日常を英語で表現してみましょう。

I do the laundry. (洗濯する。)
I go shopping.(買い物に行く。)
I go to the +  bank / post office / convenience store . (銀行・郵便局・コンビニへ行く)
I eat  + breakfast / lunch / dinner.(朝食・昼食・夕食を食べる。)
I read + the newspaper / book / magazine.(新聞・本・雑誌を読む。)
I meet + my friend / parents / daughter.(友だち・親・娘に会う。)

第一文型「主語S+述語V」の形に慣れたら、今度はそこに「場所」や「時間」「対象の人やもの」などの情報を足していきましょう。

その際は、前置詞や副詞の置く場所にも注意が必要です。

例えば、こんな風になります。

I go shopping before lunch.(昼食の前に買い物に行く。)
I eat dinner with my friend.(友だちと夕食を食べる。)
I read the newspaper at my workplace.(職場で新聞を読む。)

また、さらに余裕ができたら、文の時制を変えて「やった事(過去形)」「これからやる事(未来形)」を表現してみてもOKです。

例えば、こんな風になります。

I went shopping before lunch.(昼食の前に買い物に行った。)
I ate dinner with my friend.(友だちと夕飯を食べた。)
I will read the newspaper at my workplace.(職場で新聞を読もう。)

時制の他にも、慣れてきたらよく使われるフレーズなどを盛り込んでみるとさらに実践的なトレーニングになります。

例えば、こんなものがあります。

I feel like ~(~そうだ。/ ~な気分だ。)
I put on ~.(〔服〕を着る。)
I hang out with ~.(〔人〕と出かける。)
I talk on the phone with ~.(〔人〕と電話する。)

最初は、短くてもいいので1文を作ることがポイントです!

慣れたら、1文を少しずつ複雑にしていったり、さまざまな語彙を入れていってください。その際は、5W1Hを意識すると長くても整理された文章が作りやすくなります。

5W1Hを意識する

5W1Hとは、「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」という6つの要素からなる、情報を伝える上でのポイントのことです。

何かを説明する時、 5W1Hに沿って情報を整理して相手に伝えるようにすると、わかりやすく、かつ漏れなく伝えることができます。

英語で独り言を話す時も、この5W1Hを意識すれば非常に良質な文章が作れるようになります!

もう少し具体的に説明していきますね!

💡 What(なにを)

Whatでは、まず「今これからwhat(なに)をするのか」を考えてみることがポイントです。

例えば、「これから郵便局に行く。」ということであれば「I’m going to the post office.」という風になります。

💡 Why(なぜ)

Why(なぜ)では、「なぜ郵便局に行くのか。」の理由の情報を付け足してみましょう。

例えば「手紙を出すために郵便局に行きます。」ということであれば「I’m going to the post office to send a letter.」となります。

💡 When(いつ)

When(いつ)では、いつそれを行うのかについて時期や時間の情報を付け加えてみましょう。

例えば、「今日の朝、手紙を出すために郵便局に行きます。」ということであれば「This morning, I’m going to the post office to send a letter.」となります。

💡 Where(どこで)

Where(どこで)では、具体的な場所の情報を付け足していきます。

例えば、「今日の朝、手紙を出すために新宿駅の近くの郵便局に行きます。」ならば、「This morning, I’m going to the post office near Sinjuku Station to send a letter.」とより具体的に表現することができます。

💡 How(どうやって)

最後に、how(どうやって)については、色んな表現が考えられますが、これまでのストーリーにさらに情報を付け加えるとすると

「出勤前の夫に新宿駅前まで車で送ってもらいます。」「I will have my husband drive me to Shinjuku Station before going to work.」なんていう風に表現することもできます。

Howを意識してきに盛り込むと、情報量も多くなりますし、それだけ使う語彙も増え、文章の構造も複雑になります。

独り言トレーニングを極めて、ぜひHowまで使いこなせるようになりましょう!

簡単な自己紹介をつぶやく

自己紹介は、自分のことを説明するため、話す内容が思いつきやすく初心者におすすめです!

名前、住んでいる地域、趣味、今日の天気などについて話してみましょう。

💡便利な表現
「Nice to mee to you. I’m (名前). 」(はじめまして。(名前)です。)
「I am a (肩書)at (会社名).」(私は(会社名)の(肩書)です。)
「Have you ever been to (地名)?」((地名)に行ったことはありますか?)
「It would be great if you came to (地名).」((地名)でお会いできたら嬉しいです。)
「It was a pleasure to meet you today. 」(今日はお会いできて光栄でした。)
「I hope to see you again soon.」 (また近いうちにお会いできることを願っています。)

これらのフレーズはビジネスシーンでよく使われる英語表現になります。

ぜひ、少しずつでも取り入れてみてください。

日常の一つひとつの行動を英語に変換する

これまでの記事でも紹介しましたが、何気ない日常を実況中継してみるのも面白く、手軽にできるトレーニングの一つです。

例えば、朝目覚めてから、自分が行うありとあらゆることを英語で言ってみましょう。

「I get up. (起きる。)」「I go to toilet. (トイレ行く。)」など、些細なことでも英語に変換していきます。

実際に行っていたり、目の前で起こっていることを英語にすることで、脳にも記憶が定着しやすくなり、結果、語彙力が増したり、表現力を鍛えることができます。

また、英語と動作を結びつけることで、日本語をいちいち英語に訳すというプロセスがあまり必要なくなり、結果、スムーズに英語が出てくるようになります。

英語を話す習慣をつけたり、流暢さを鍛えるためにもおすすめです!

英語中・上級者におすすめのトレーニング法

中・上級者は最初から複数の英文を作ったり、誰かに喋りかけるつもりで独り言を喋っていくと良いです。

私も正規留学を控えていた学生時代、リラックマの人形によく英語で話しかけていました。

独りでブツブツ喋っていくのも何となく味気なく寂しかったので…(笑)

また、お風呂の時間など湯船につかりながら、その日あった出来事を日記感覚で英語で喋ったりもしていました。こちらも隙間時間の有効活用ができ、かつ習慣化しやすくなかなか良かったです。

このように中・上級者の方には、まずは独り言トレーニングが続けられる方法を模索してほしいです。

そうすれば、独り言を通して、さまざまな語彙や英語表現を使う機会が増え、結果、英語を使う際の瞬発力や対応力を向上させることができます!

友達との会話をイメージしてみる

友達との会話を想定して話してみるのもおすすめです。

例えば、最近起きたおもしろい出来事や悲しい出来事など、友達へ話しかける要領で独り言で呟いてみましょう。

また、最近話題になっているニュースや、映画やドラマについて感想を喋ってみるというのもなかなか楽しいです。

もし、言い表せない表現や言葉が出てきたら、その場で調べて、付箋に書き残しておくとさらに勉強効率が上がります。

さらに相手ありきの会話だと、疑問文や返答の際のフレーズも自然と使うようになるため、より実践的なアウトプットを行えます。

💡便利な表現
「I saw the news about ~.(~についてのニュースを見たよ)」
「Do you know about ~?(~について知っている?)」
「What do you think about ~?(~についてどう思う?)」

初対面の人と会話する時をイメージしてみる

独り言と言われても、英語だと何だか意識してしまって自然と言葉が出てこない!

そんな方は、英語で自己紹介をしてみるといいでしょう。

自己紹介は、オンライン英会話や、仕事やプライベートで英語圏の方と知り合いになった時にも必ず使うため、普段から英語で練習しておくと役に立ちます。


例えば、こんな感じです。

英語:Hello, my name is Masa, and I’m thrilled to have this opportunity to introduce myself. I was born and raised in Tokyo, Japan. I have a deep passion for international development, which has led me to pursue a career in education.

I completed my studies at the University of East Anglia, where I obtained a degree in international development. For the past five years, I have been working as an entrepreneur, focusing on projects related to education.

Outside of work, I enjoy immersing myself in different cultures and trying diverse cuisines. I absolutely love traveling. During my free time, you’ll often find me relaxing in a sauna, playing with my dogs, or engrossed in a good book.

日本語訳:こんにちは、私はマサです。自己紹介させていただき光栄です。私は東京で生まれ育ちました。国際開発学に関心があり、教育の道に進みました。

私はイーストアングリア大学で国際開発学の学位を取得しました。これまでの5年間、起業家として教育事業に携わっています。

プライベートでは、異なる文化や多様な食事に触れることを楽しんでいます。だから、旅行が大好きです。自由な時間には、サウナでリラックスしたり、犬と遊んだり、読書にふけっています。

いきなり長い自己紹介をペラペラと喋ることは難しいですが、独り言を続けていくと、徐々に表現力もついてきて、さまざまな角度から自分について説明できるようになってきます。

映画のあらすじを英語で喋る

自由度が高いと、話すトピックに困るという方は、映画やドラマのストーリーを独り言で再現してみるのはいかがでしょう。

ハリー・ポッターシリーズやジブリアニメなど、何度も見ていてストーリーが日本語でもスラスラと出てくるようなものを題材に、英語であらすじを喋っていくのもおすすめです。


情報量が多くなるため、文章は複雑になり、5W1Hも自然と多用できるようになります。

また、英語字幕などで映像を見終わった後に、内容を要約するつもりで喋っていけば、映画で学んだ語彙をそのまま使って英文をつくることができ、かなり効率のよいインプット・アウトプットができます。

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ここまでの振り返りをしていきましょう。

✓ 英語初心者におすすめのトレーニング法
 ・5W1Hを意識する
 ・簡単な自己紹介をつぶやく
 ・日常の一つひとつの行動を英語に変換する

✓ 英語中・上級者におすすめのトレーニング法
 ・友達との会話をイメージしてみる
 ・初対面の人と会話する時をイメージしてみる
 ・映画のあらすじを英語で喋る

さて、次は英語独り言トレーニングを行う際のポイントや注意点を解説していきます!

英語独り言トレーニングのポイント

英語独り言トレーニングを行う際は、次の3つのポイントに気を付けましょう。

【英語独り言トレーニングの3つのポイント】
1 | 話を投げかける相手をイメージする
2 | ムリせず続けることを意識する
3 | わからない単語も言い換えて表現してみる

それでは、詳しく見ていきましょう。

ポイント① 話を投げかける相手をイメージする

独り言とはいえ、内容を伝える相手を想像してみるのも大切です。

実際に実在する人物でもいいですし、愛犬や愛猫、架空のキャラクターでも大丈夫です。
(私のようにぬいぐるみを使ってもOKです!)

相手を想定するメリットは、シチュエーションに応じて英語を意識して使い分けられるようになるという点にあります!

例えば、英語には日本語のように尊敬語や謙譲語はありませんが、相手が変われば、使うフレーズが変わってきます。

それは、英語にも目上の方や、上司に対して使う丁寧な表現があるからです。

例えば、「Can I have~?」「Could I have〜?」「May I have~?」など、誰に話すかをイメージしつつ、相手に応じて使い分けてみると、よりレベルの高いトレーニングになります。

ポイント② ムリせず続けることを意識する

独り言トレーニングで一番大切なことは、トレーニングを地道に続けることです。

そして、1日5分でもいいので、できれば毎日行ってほしいです。

そのためには、無理に高度な英文を作ろうとしたり、1日1時間はやろうなど無謀な目標を立てたりせず、自分が今できるレベル感で、また続けられる負荷で始めて欲しいです。

例えば、独り言トレーニングは毎日お風呂で行う。湯船に浸かっている間だけ、その日にあった出来事を誰かに話しかける要領でペラペラと話していこう!と決めてみる。

そして、分からない表現や訳せない言葉が出てきたら、お風呂から出たところに付箋を用意しておいて、必ず書き込む。

こんな風に具体的でありながらも、無理のないルールを決めて、生活に英語の独り言トレーニングを取り入れていくことがおすすめです。

ポイント③ わからない単語も言い換えて表現してみる

英語で独り言を喋っていると、時々、自分の語彙力では直接的に言い表せない単語や表現にぶち当たることがあります。

ただ、この場合もとてもよい訓練になるため、すぐに意味は調べず、すこし自分の現在のボキャブラリーで粘ってみましょう!

実際の英会話でもこんなシーンはよくあります。

スパンッと一言で表現したいけれど、その単語をしらないため、違う言葉で言い換えて描写し、結果、相手に話が通じるということです。

例えば、「私、最近、不眠症なんだよね」
これを直訳すると「I’ve been experiencing insomnia lately.」となりますが、insomnia(不眠症)という単語はなかなか出てきませんね。

しかし、こんな難しい用語を使わなくても、
「I have trouble sleeping lately.」というように中学レベルの単語を組み合わせて同じ情報を伝えることができます。

こんな風に、知らない単語も言い換えて表現してみることで、対応力や表現力を鍛えることができます。

知っている言葉をフル活用して、表現豊かに会話が行えるというのもまた、すばらしい能力です。

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次のような3つのポイントを意識して取り組めば、スムーズに独り言を話すことができるようになります。ぜひ、実践してみてください!

【英語独り言トレーニングの3つのポイント】
1 | 話を投げかける相手をイメージする
2 | ムリせず続けることを意識する
3 | わからない単語も言い換えて表現してみる

今度は、英語独り言トレーニングに取り組む際に使ってほしい、ネタやフレーズ例を紹介します!

英語独り言トレーニングの参考ネタ・フレーズ

A set of microphones. Place for text. Media tv, interview, information for television, broadcasting mass, communication, collection microphones in hand. Vector flat illustration

独り言の英語学習でそのまま使える、例文のフレーズをいくつかご紹介します。

どうはじめたらよいかわからない方は、まず下記のフレーズをそのまま真似してください。

今回は日常シーンとビジネスシーンの2パターンに分けて紹介します。

日常シーンにおける参考ネタ・フレーズ

日常生活で行うことについてまず英語で言ってみる習慣をつけていきましょう。

【朝起きてから夜寝るまでのフレーズ】
※〇〇に適当な動詞の原形を入れてみましょう。

● Time to 〇〇「~する時間だ。」
Oh time to get up. (あ~、起きる時間だ。)

● Let’s 〇〇「~しよう。」
Let’s brush my teeth. (歯磨きしよう。)
Let’s cook our breakfast.(朝食を作ろう。)

● I have to 〇〇「〜しないと!」
I have to go now. (もう行かないと。)
I have to catch the train.(電車に乗らいないといけない。)

● I should 〇〇「〜した方がいいな」→自分にいい聞かせる感じ!
I should buy garbage bags. (ごみ袋を買わないと)
I should sleep early. (早く寝ないと)

ビジネスシーンにおける参考ネタ・フレーズ

次にビジネスシーンで使えるフレーズを集めてみました!

ここでは挨拶や謝罪、お礼、頼みごとなどよくある場面を想定したフレーズをピックアップしています。

【挨拶】
「How’s it going?」(調子はどう。)
「How have you been? 」(元気だった。)

【謝罪】
「I’m very sorry. 」(本当にごめんなさい。)
「I apologize. 」(お詫びします。)
「It’s my fault. 」(私が悪かったよ。)

【お礼】
「Thanks.」(ありがとう。)
「Thanks a lot.」(本当にありがとう。)
「I really appreciate it.」 (感謝します。)

【頼みごと】
「Could you tell me how to use this? 」(これどうやって使うか教えてください。)
「Would you mind helping me?」(手伝っていただけますか?)


その他、独り言トレーニングで使えるフレーズをまとめてくれているYouTubeチャンネルを紹介します!

【最強の英語独学法】英語 独り言トレーニング200

最後に、独り言トレーニングに使えそうな教材やアプリを紹介します!

英語独り言トレーニングにおすすめの教材やアプリ


正直、英語で独り言を話す際に使える教材やアプリは限られています。

しかし、これから紹介する3つは日常生活に取り入れて使っていけるものです!

隙間時間を活用しつつ、独り言トレーニングを継続するには持って来いのものです。ぜひ、チャレンジしてみてください。

【独り言トレーニングにおすすめの教材やアプリ】
・すごい英語独学 独り言トレーニング
・Siri
・TED

すごい英語独学 独り言トレーニング

独り言トレーニングを用いた英語学習法に関する教本です!

かなりマニアックな内容ですが、独り言トレーニングの方法からシーン別のお役立ちフレーズまで分かりやすくまとめてくれています。

CDなしで、YouTubeから付属の音声が聞けることも便利で嬉しいです。

Siri

Apple製品を使っている方には、音声コマンドのSiri相手に英語を使ってみることもおすすめできます!

また、Siri自体も英語設定にすれば、さらに日常的に英語に触れられる機会を増やすことができます。

ちなみに、使用しているスマートフォンがAndroidの場合は、Googleアシスタントが同じような機能を持っていますよ。

TED

TEDは、世界中の著名人の講演会(TEDカンファレンス)を主催し、その模様を配信するメディアです。

様々なバックグラウンドを持つ著名人たちの話を聞くことができ、講演会特有のアイスブレイク(場を温める最初の小話)や、ネイティブスピーカーが使う英語表現やジョークなども学べます。

TEDを活用する場合、まずはカンファレンス動画を視聴し、その感想や要約をあとで自由に話してみるという流れがおすすめです。

英語学習初心者であれば、5分前後で視聴できる動画。
かつ、小さな子どもがスピーカーとして登壇するものであれば、口調もゆっくりで語彙レベルもさほど高くないため、内容が理解しやすいです。

まとめ|英語の独り言でスピーキング力をあげましょう!

私も留学時代、よくこの英語独り言トレーニングをやっていました!

留学当初は、1日でも早く、現地の教授や学生たちとしっかりと意思疎通ができるよう、とにかく英語で聞き考え英語で発言して…英語まみれになって生活することを最優先に考えていました。

その際に、活用していたのが英語独り言トレーニングです!

留学から帰ってきて、さまざまな英語学習者の方にお会いすると、この独り言トレーニングをやっている方がかなりいたことに驚きました。

慣れるまでは多少違和感や恥ずかしさがありますが、慣れてしまえば英語を当たり前のように使う習慣づくりにもなります!

ぜひ、日常生活に取り入れてみてください。

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