【徹底レビュー】高校英文法をひとつひとつわかりやすく。レベルと効果的な使い方もご紹介！

「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」は、高校英文法を超基礎から学べる参考書です。

英文法が大の苦手、高校で英語に躓いたといった経験がある人でも、この参考書に取り組むことで高校で学習する範囲の英文法を習得することができます。

今回はそんな「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」の特長、レベル感、魅力、効果的な使い方、理想の学習期間、注意点まで一気にご紹介します。ぜひ最後までご覧ください！

『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。』とは？

高校英文法を超基礎からかみ砕いて、ひとつひとつ解説している参考書です。

第1章から第9章で構成されていて、

・第1章は基本文型

・第2章は時制

・第3章は受動態

・第4章は助動詞

・第5章は準動詞

・第6章は仮定法

・第7章は比較

・第8章は関係詞

・第9章はその他重要文法について

となっています。

文法の講義説明と問題集のミックスで、説明も問題量も十分にあります。

英語初級者向けの高校英文法入門としては十分な内容です。

『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。』のレベル感

高校の教科書レベルの英文法を学ぶことができます。

中学生・高校生の先取り学習や大人の学び直し、TOEICや英検対策用の入門文法トレーニングとしてもおすすめです。

武田塾Englishとしての見解

武田塾Englishでは、英語初級者の受講生に取り入れることが多いです。

解説が講義形式でとても分かりやすいので、文法が苦手で避けてきた方でも取り組みやすく、ほとんど躓くことがありません。

しかし、ある程度英語の基礎があったり、高校英文法の復習をピンポイントで、苦手な部分だけ行いたい人にとっては問題がやさしく、少し物足りなく感じることもあるでしょう。

『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。』の魅力

一般的な文法書とは異なる面や魅力があるので、ご紹介します！

1回分の学習が2ページ。15分で学べる！

1項目2ページで完結できるので、続けやすく、達成感が得やすいです。

基礎の基礎から学べるようになっていて、最初は現在形や過去形からスタートします。

全ての文法事項に丁寧で分かりやすい解説が付いていて、難しい言葉も一切使われていません。

図解やイラストがとにかく豊富！

文法書と言えば、文字がびっしり！小さい字で説明しているイメージがあるかと思いますが、「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」はイラストや図解が多く、とても分かりやすいです。

特に改訂版はオールカラーとなっているため、より見やすく、分かりやすい構成になっています。

練習問題が多い！

たくさんの練習問題が用意されています。やさしめの問題が多く、何度も解くことで文法事項が定着しやすくなります。

また音声も付いているので、文法を学ぶだけでなくリスニングやスピーキングの基礎力も付けることができます。

『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。』の使い方

効果的な使い方をご紹介します！

①左側の英文法解説を読む

左側に英文法の解説が、イラスト付きで載っています。

まずは左側の英文法解説と図解を読み、文法事項を理解しましょう。

②右側の練習問題を解く

右側に書き込み式の練習問題が並んでいます。

学んだ文法事項が理解できているか、定着したか問題を解いてチェックします。

③解答解説を確認

正解した問題、間違えた問題を確認します。

間違えた問題は、再度左側の解説を読んで文法事項を復習しましょう。

④音読

アプリを使って音声を聞きましょう。

音声に合わせて音読できるよう、何度も繰り返し音読しましょう。

⑤章末の復習テストを解く

章末に復習テストが設けられています。

これまで学んだ文法事項が定着しているか、理解できるようになっているか確認しましょう。間違えた問題は再度該当の文法事項に戻り、復習をするといいですね！

『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。』はこんな人におすすめ！

文法が苦手な人全般におすすめできる参考書ですが、特に推奨するケースが下記2つです。

文法の苦手意識が強い人

文法事項を非常に丁寧に分かりやすく解説しているので、英文法が大の苦手！という人に特におすすめします。

中学生や高校生の授業の先取り

また中学生や高校生が授業の先取りとして使うのもいいでしょう。講義形式なので、自分一人でも進めることができます。

『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。』の注意点

先述したように、高校の教科書レベルの英文法を扱っているため、大学受験レベルの文法力を付けることは難しいです。

大学受験受験レベルの英文法を学びたい場合は、気を付けましょう。

どのくらいの期間で終わらせるべき？

高校英文法を必要な箇所のみ復習したい人は、数日～数週間で終わってしまうかもしれません。

しかし、じっくり腰を据えて勉強したい人は、最低でも1ヶ月ほどは時間をかけてみてください。苦手な部分は何度も取り組み、復習することで定着していきます。

最後に

今回は「高校英文法をひとつひとつ分かりやすく。」についてご紹介しました。

基礎から高校英文法を学びたい。文法が苦手だけど克服したい！と悩んでいる人には、ぜひチェックしていただきたい1冊です。

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