今回は、熟語を覚えるなら必須の「速読英熟語」について紹介します。
TOEICや英検対策の長文で「単語は覚えたのに読めない…」「熟語を覚えなきゃいけないけど資格試験の熟語の本が少ない…」という声が上がることは多いです。
実際、熟語を覚えていないと文章をしっかりと理解することは難しいので、
速読英熟語の魅力、やり方、おすすめする人などもお伝えしていきます。
Contents
今回ご紹介する内容は動画もあるので、ぜひチェックしてみてください!
「速読英熟語」は「速読英単語」シリーズの熟語verという位置付けで、
長文を読んで熟語を覚えることを目指します。
収録熟語数は855個で、
見出し語の補足情報まで加えるとかなりの量の熟語を覚えることができます。
左側に英語長文、右側には長文の日本語訳が、
次のページには英熟語と英熟語の訳が載っています。
熟語は赤字、構文は青字で書かれていて、右端には構文も載っています。
長文は50文掲載されており、最後の51~60は例文だけが載っています。
文章の内容は様々なトピックで構成されています。
文字数は200~250語程度なので、まだ英語力に少し自信がないという方でも読みやすいものとなっています。
なぜ「速読英熟語」なのか…。
それは、他の熟語帳にはないたくさんの魅力が詰まっているからです!!
単語に関しては1語1訳で覚えていくのが効率が良いですが、
熟語は例文があった方が頭に入りやすいです。
例えば、”accuse A of B”という熟語があった時に、
「BのことでAを批判する」という形だけで覚えてしまうと、
AやBに単語が入った時に意味が分からなくなってしまったり、
意味が取れたとしても時間がかかったりします。
しかし、文章で覚えていたらどうでしょう?
早く見抜けるようになりますね。
他にも、熟語の形が変わるものもあります。
例えば、be subject to A 「Aに従わなければならない」なども、
文章中ではbe動詞がisやareに変化したり、
put off「○○を延期する」は、
put off the meetingと使われることもあれば、put it off という形になったりもします。
普段から文章として触れていると、長文やリスニングでも理解しやすくなるので、
文章で学べる点からも、速読英熟語はとてもおすすめです。
本書は長文と構文解説がついています。
文法事項が長文でどのように使われているのか確認できるため、
自分の構文把握が正しいのかをチェックすることができます。
構文を理解するスピードが上がると、読むスピードも速くなります。
CDは別売りですが、シャドーイングの練習ができるため、リスニング力も上げることができます。
単語・熟語・構文の定着にもつながるため、買って損はないでしょう。
長文を読んで、熟語がどのように使われているか学びましょう。
あくまで熟語を覚えることに集中し、長文を読むことに集中しないように気を付けましょう。
ペースとしては、4日進んで2日戻るがおすすめなので1週間で20長文読むことになります。
自分が取った構文と合っていたか確認しましょう。
文構造が取れるようになると、少し複雑な一文でも正確に意味が取れるようになります。
1~60までの文章の音声が入っています。
長文を読み上げてくれるので、スラスラ言えるようになるまでシャドーイングしましょう。
シャドーイングが苦手な方は音読→オーバーラッピング→シャドーイングの手順を踏むといいです。
新しい文章よりも取り組んだことがある文章を音読、オーバーラッピング、シャドーイングした方が英語力は伸びます。
英語の基礎力を上げたい、熟語を覚えるのが苦手、熟語が全く入っていない人に特におすすめできます。
英語の基礎を全体的に底上げしてくれる参考書なので、初心者でも音読やオーバーラッピング、シャドーイングに挑戦することを推奨します。
今回は「速読英熟語」について紹介しました。
他の熟語帳ももちろん良いですが、本書には他の本にない魅力がたくさん詰まっています。
熟語も長文もリスニングのトレーニングもしたいという方には、最適な参考書となっていますので、ぜひ手にとってみてください。
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