英語でのコミュニケーション能力を測るTOEICテスト。
就活対策としてTOEICを受験する、もしくは受験を考えている大学生も多いでしょう。
とはいえ、「大学生はどれくらいの点数を取得すればいいのだろう」「TOEICが何点あれば就活に有利なんだろう」という疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。
この記事では大学生のTOEIC平均点、就活に有利になる点数、そして大学生がTOEICを受験する際の目標設定の仕方について解説していきます。
就活に活かせるTOEICの点数と自分に合った目標設定の仕方が知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
TOEIC Program総合レポートによると、2021年度TOEIC公開テストでの大学生の平均点は594点でした。
学年別の2021年度平均点は以下の通りです。
学年 | 総合平均スコア |
大学一年生 | 553点 |
大学二年生 | 582点 |
大学三年生 | 594点 |
大学三年生 | 609点 |
ちなみに、2021年度の受験者全体の平均点は611点でした。
大学生の平均点は、全体の平均点よりも少し低い結果となっています。
参考:TOEIC Program DAA2022(和文)2022年8月版
多くの大学生は就職活動のためにTOEICテストを受験します。
なぜなら、企業・団体の約5割が採用時にTOEICの点数を参考にしているからです。
TOEICスコアは履歴書やエントリーシートに記入することができ、点数によっては就活に有利に働きます。
では、TOIECは何点から就活に有利になるのでしょうか。
結論から言うと、就活に有利なTOEICの点数は600点以上です。
「英語活用実態調査2019(企業・団体)」によると、企業・団体が新入社員に求めるTOEIC平均スコアは535点であることがわかりました。
出典:データでみるTOEIC Tests|就活サポート特集|【公式】TOEIC Program|IIBC
これは2022年度の大学生受験者平均点593点を下回っています。
つまり、他の就活生も新入社員に企業が求める535点以上のスコアを所持している可能性が高いです。
そのため、自身の強みとして英語力をアピールしたいのであれば、大学生の平均点を上回る600点以上が望ましいです。
ただし、国内企業でもエントリーの際にTOEIC700点以上、あるいは800点以上の点数取得が必須になっている企業もあります。
業界や職種によって求められる点数に差はありますが、就活に有利になるためには最低でも600点以上は必要です。
TOEIC600点以上の獲得におすすめの参考書はこちらの動画で紹介しています。
英語力が当たり前に求められる外資系企業となると、最低でも730点のTOEICスコアが求められます。
もちろん、全ての外資系企業がTOEIC高得点を必須としているわけではありません。ただ、TOEICスコア取得を応募条件・採用条件にしている外資系企業も存在するのも事実。
TOEICを開発・制作したETSの「TOEICスコアとコミュニケーション能力との相関表」によると、「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」とされるレベルは730点です。
外資系企業では、選考で英語での面接を行うことがあるように、実際に英語を用いたコミュニケーションが取れるかという点が重要視されます。
英語力が強く求められる外資系企業への就職を視野に入れているのであれば、英語で適切なコミュニケーションが取れるとされる730点以上のスコアを取得しておくとよいでしょう。
また、大手の外資系企業の場合TOEIC800点〜900点以上を求めていることも少なくありません。
そのため、現在スコアが700点台の大学生はさらに高いスコアを目指すことをおすすめします。
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中・上級レベルの得点獲得を目指している方はこちらも併せてお読みいただくことをオススメします!あたなに最適な参考書が見つかるはずです!
就活に有利になる点数をみてきたところで、次にどのようにTOEICの目標設定をしていけばいいか解説していきます。
現時点でまだ志望する業界・企業が決まっていないという人は、就活に有利になる最低限の目安であるTOEIC600点以上を目指しましょう。
上記で述べた通り、就活に有利になるためには最低でも600点以上は必要です。
履歴書やエントリーシートに記入して英語力をアピールしたいのであれば、600点が最低限の目安と言ってもいいでしょう。
まず就活に有利になる600点以上を取得し、さらなる点数が必要であればスコアアップを目指していくのがよいでしょう。
志望する企業や業界が既に決まっている大学生は、その企業・業界が求めるTOEICスコア取得を目指しましょう。
特に大手企業では、新卒採用でも一定のTOEICスコアを採用基準に定めていることがあります。
もちろん、企業によって求めるTOEICの点数は異なります。志望する企業の新卒採用ページや就活赤本で、事前に必要な点数を調べて目標に設定しましょう。
細かい目標を設定する際には、自分が今どのくらいのレベルなのかという「現在地」を把握することも重要です。
例えば、自分の志望する企業が求めるTOEICスコアを最終的な目標にしたとしても、現時点での自分のレベル、どんな問題が得意・苦手なのかを把握してなければ、対策のしようがありません。
自分のレベルを知るためには、TOEIC公式の問題集を使って模試を行うのがおすすめです。
TOEIC公式の問題集は本番のテストとまったく同じ問題構成になっています。
本番同様の時間配分で問題を解き、スコアを計算すれば自分の現在の実力がわかります。
今の自分のレベルを把握したら、最終的な目標と照らし合わせて少しずつステップアップを目指していきましょう。
例えば、現在のスコアが600点で最終的に800点を取得したいのであれば、一気に200点アップを目指すよりも、今のスコアより100点高い700点を目指すのが現実的です。
また、自分で模試を行ってみて苦手だなと感じた分野があれば、そこを克服できるように勉強していくのがおすすめです。
現在のレベルを明確化し、最終目標に加えて中間目標も設定して、着実にスコアアップを目指しましょう。
大学生は、TOEIC600点以上を目標にしましょう。
企業・団体の約5割が採用時にTOEICの点数を参考にしているため、高得点を取得しておけば就活に有利になることがあります。
最低でも600点以上、志望する企業・業界が求める点数があればその点数を目指しましょう。
問題集を解いて自分の現在のレベルを把握し、最終的な目標と短期的な目標を設定して着実にスコアアップを図るのがおすすめです。
TOEICスコアを採用基準として定めている企業もあるため、高得点を取得できれば受ける企業の選択肢も増えます。
大学生のうちにTOEIC高得点を取得して、就活に有効活用しましょう!
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