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ライティングが得意になる!「英検準1級 ライティングの書き方」

こんにちは。武田塾Englishの上間です。。
本日は英検準1級リスニングの ライティングの書き方を紹介したいと思います。

1. 準1級ライティングの特徴

与えられた TOPICについて、自分の意見とその理由を120~150語程度のエッセイ(英文)にまとめる問題。解答時間の目安は約25分です。
TOPICは 教育・育児、 社会・経済、生活・健康、ビジネス・テクノロジーに関するものなど社会性の高い内容です。
POINTS が4つ提示され、そのうち2つを用いて書く必要があります。

採点基準は?

①内容②構成③語彙④文法の4つの観点から採点され、
各項目0〜4点で点数がつくため、英検準1級ライティングの点数は0〜16点になります。

各項目重要ポイント

①内容
・簡易的なものでも可
 与えられたテーマに沿って書けているか、筋が通っているかが最も重要
・曖昧な表現は避け、賛成・反対の理由は直接的にハッキリと説明する

②構成
・序論(introduction)→本論(mainbody1)→(mainbody2)→結論(conclusion)の4段落構成を必ず守る
・語数は、序論が15語程度、本論のmainbody1と2がそれぞれ50語程度、結論は15語程度を目安に書く

<序論>
TOPICに対する自分の意見(賛成か反対か)を述べる。

<本論>
序論で述べた意見の理由をmainbody1と2でそれぞれ1つずつ説明する。
つまり、理由①→理由①の深掘り(詳細や具体例など)→理由②→理由②の深掘り(詳細や具体例など)の様に説明を行う。
選んだPointsの2つもこの理由①と②でそれぞれ使用する。
※Pointsの単語は提示されたままの形で使う必要は無く、例えば、safeをsafetyなどの様に品詞を変えて       使用する事も可。

<結論>
序論で述べた意見を、もう一度繰り返して締めくくる。
※ただし、序論と同じ表現は禁止。重複は減点扱いになるので、必ず別の表現で書く。
(例) 序論: I think Japanese companies should hire more foreign workers.
  結論:I think it is a good idea for Japanese companies to employ more foreign workers.

③単語
・スペルミスをしない、自信のある単語を使う
※ただし、同じ単語の重複に注意。可能な限りパラフレーズ(言い換え)を使う。
(例)
important(重要な)=crucial/vital/essential
expensive(高い)=costly/high-priced/unaffordable
rise(売上などが上がる)=increase/grow/improve

・可算・不可算名詞に注意
 a・theもなく、複数形でも無いものは禁止。

④文法
・文法ミスの無いように、シンプルな文で書く。
・三単現のSの付け忘れなど、主語と動詞が一致しているか注意する。
・カンマ(,)の後は小文字で書き始める。
・③の単語と同様に、繰り返しの表現は避ける。
無生物主語を使うなどして、同じ主語を連続して使用するなどを控えましょう。
(例)We can learn a lot of things through learning English.
無生物主語: Learning English enables us to learn a lot of things.

2. アドバイスとその他注意事項

①何行目まで書くか事前に把握する
自分の書き方なら、一行に約何語書けるか調べておきましょう。解答用紙のサンプルに実際書いてみる事で、事前に確認を行い、試験本番で語数を数える事は避けましょう。

②省略形は禁止
We shouldn’ などの省略形はエッセイでは相応わしくないので、We should notと省略せずに書きましょう。

③英語でない単語を使う時は、その説明もする。
例. a kimono, a traditional Japanese dress.

④And, But, Soは文頭で使用しない。
これらの単語は話し言葉である為、文頭で使用すると減点の対象になります。代わりに下記のフレーズを使って言い換えをしましょう。
And→Moreover, Futhermore, In addition
But→However, Nevertheless, In spite of
So→Therefor, As a result, That’s why

⑤すぐに賛成か反対を決めない
第一印象や内容の高度さよりも、英語での表現のし易さを重視し、Pointsも考慮した上で決定する。
<下記おすすめ方法>
【TOPIC】
Agree or disagree : Teenagers should avoid using Social Networking Services

【Points】
・safety
・information literacy
・Education
・Personal relationships

まず上記4つのPointsをそれぞれ、賛成・反対の両意見で考えてみる。
英語でも日本語でも良いので、簡単にメモを作成しましょう。

(例) safetyの場合
agree:SNSで犯罪に巻き込まれる、個人情報が漏れる、炎上のリスクがある

disagree:SNSで災害情報などを得られる、親とこまめに連絡が取れる

上記の作業を、残りのPoints3つでも同様に行う。

その後、より確実に英語で表現できるものを選んで、賛成・反対の意見を決めましょう。

⑥定型分を覚える
各段落、下記のフレーズを使用して書き始めましょう。
<序論>賛成の場合: I think that~
   反対の場合: I don’t think that~
<本論>mainbody1:Firstly, First of all
   mainbody2:secondly, second of all

<結論>Therefor, For these reasons, Given(Considering) the reasons mentioned above

⑦つなぎ言葉を覚える
例. although, despite, for instance, as a result, such as, in other words, in short, on the contrary,   meanwhile
 これらの言葉を正しく使用できる事で、構成の部分の点数が上がります。

3. おすすめトレーニング法

①日頃から新聞やニュースなど、できれば英語のものに触れる
おすすめは、時事的な英単語をJapanと一緒にインターネット検索する。
例えば、aging society Japanで検索すると、日本の高齢化についての英文記事や人の意見などがいくつもヒットする。

②時事問題に対して、様々な人の意見に触れ、自分は賛成か反対かなど実際に考えてみる

③手書きの練習を行う
パソコンやスマホだと、自動変換やスペルチェック機能に助けられてしまう為、実際に書く時に正しく書けなかったりする為。

4. おすすめ参考書

英作文を徹底的に勉強したい:『最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇

問題をたくさんこなしたい:『英検分野別ターゲット 英検準1級ライティング問題

実際の過去問を使って学習したい:『2022年度英検準1級過去6回全問題集

単語をもっと覚えたい:『英検準1級 でる順パス単 5訂版

以上、本日は英検準1級 ライティングの書き方についてご紹介しました。
ぜひ本ブログを参考にライティングに挑んでみてください。

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