「東京で英語を学べるおすすめの大学を知りたいけど、大学の数が多すぎて分からない…」
上記のようなお悩みを抱えている方、少なくないと思います。実際、東京都内の大学数は非常に多く、どの大学が英語学習の環境に優れているか判断しづらいのも無理はありません。
そこで本記事では、東京で英語を学べるおすすめの大学について、難易度ランキングと合わせて詳しく解説していきます。東京の大学で英語を学びたい方、大学選びでお悩みの方はぜひ最後までご覧になってください。
Contents
東京の英語の学習環境は、他の都市と比べて良いといえます。東京には多くの外国人がいることもあり、日常的に英語を使える機会が多いです。
また東京の有名大学には世界各国から留学生が集まります。このため留学生と英語でコミュニケーションを取れる機会も多いです。
さらに東京には大型書店が多数あるため、英語教材も入手しやすい環境です。中には海外の英語参考書を販売している書店もあります。Amazonで教材を購入することもできますが、やはり自分の手に取って確かめてから購入するのが一番です。
東京と地方の大学の難易度の違いについて気になる方も多いでしょう。
結論から述べると、「東京の大学の方が難易度が高い(競争が激しい)」傾向にあります。まず東京の有名大学の場合、日本全国から受験生が集まります。また浪人して受験に臨む受験生もいるので、競争率は地方の大学よりも高いです。
また近年は私立大学を中心に入学定員を絞る傾向にあります。以前は入学定員以上の合格者を出す大学が多くありました。これは合格者が別の大学に流れても、入学者数を確保するための施策でした。ただ、文部科学省は私立大学に対して「入学定員よりも大幅に合格者を出した場合は、助成金を削減する」といった勧告を行います。これにより、私立大学は以前よりも合格者数を減らすようになりました。
このような動きもあり、東京の有名大学の入試倍率は以前にも増して高くなっています。一部の地方大学を除き、東京の大学の方が難易度は高いと考えた方が良いでしょう。
それでは東京の大学における英語学部(英語を学べる学部)の偏差値ランキングを見ていきましょう。
今回は難易度比較がしやすいよう私立大学にフォーカスをして紹介します。
大学名 | 偏差値 |
早稲田大学(文学部英語) | 67.5 |
立教大学(異文化コミュニケーション) | 67.5 |
上智大学(外国語学部英語) | 62.5 |
青山学院大学(文学部英米文学) | 62.5 |
立教大学(文学部英米文学) | 60.0 |
法政大学(文学部英文) | 60.0 |
明治大学(文学部英米文学) | 60.0 |
東洋大学(文学部英米文) | 55.0 |
学習院大学(文学部英語英米文化) | 55.0 |
中央大学(文学部英語文学) | 55.0 |
明治学院大学(文学部英文) | 50.0 |
日本大学(文理学部英文) | 50.0 |
河合塾
余談になりますが、模試の種類(模試を行っている予備校)によって各大学の偏差値は異なるので注意してください。
例えば河合模試で偏差値50の大学は、進研模試では偏差値60前後での記載になっているケースが多いです。これは「偏差値」の特性によって生じるものです。
偏差値は「ある特定の集団の平均値から、どれだけ離れているか(高いか、低いか)」を示した数値です。このため、集団の平均値(入試でいうと平均点)によって、偏差値にも差がついてきます。
集団のレベルが高い模試であれば、高得点をとっても偏差値が低くなる可能性があります。反対に、集団のレベルが低い模試であれば、そこまで高い点数を取らなくても、偏差値が高くなる可能性があるのです。
感覚値にはなりますが、河合模試を中間レベルの集団レベルであるとすると、進研模試の集団レベルは少々低いです。(これは、進研模試が日本全国、あらゆる高校で実施されていることが要因になっています。)
このため、河合模試では偏差値50(ちょうど平均ぐらい)の大学でも、進研模試のレベルでは偏差値60(平均よりも高いレベル)として表示されます。
基本的に偏差値は、同じ模試内でしか比較できないと考えてください。別の模試同士で偏差値を比べても、集団レベルが異なる以上、正確に比較することはできません。
次に英語を学ぶのにおすすめの東京の大学を厳選して3大学紹介していきます。今回紹介する大学は下記の通りです。
・青山学院大学(文学部英米文学科)
・立教大学(異文化コミュニケーション学部)
・明治学院大学(文学部英文学科)
青山学院大学の文学部英米文学科では、学部の1・2年次にIntegrated English(IE)と呼ばれる学習プログラムが実施されます。IEは英語の「聴く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく使うカリキュラムで構成されています。授業は基本的に少人数・レベル別で実施されるため、自分の英語レベルに合わせて授業を受けることが可能です。
また週4コマの授業をネイティブスピーカー、日本人教師が半分ずつ担当する点もIEの特徴です。外国人教師の国籍はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなど多種多様です。多様なバックグラウンドを持った専門家から生の英語で指導を受けることができます。
3年次以降の専門科目では、英米文学や英語史、英語教育、通訳・翻訳など興味・関心に応じて科目を履修可能です。「英語の青山」と呼ばれるほど、青山学院の英語関連の授業は充実しています。東京で英語を本格的に学びたい方にとって、青山学院は最適な大学といえるでしょう。
立教大学の異文化コミュニケーション学部では、英語での読み・書き・対話する力を徹底的に強化するカリキュラムとなっています。実際に英語のみを使用する授業も多く、実践的な英語を学ぶのに最適な学習環境です。
また立教大学の異文化コミュニケーション学部では英語を正しく使うために「論理的思考力」も重視しています。他者に対して自分の意見を分かりやすく伝えるためには、論理的思考力が不可欠です。英語はもちろんのこと、日本語での論理的思考力も鍛えられるよう授業が展開されている点も特徴です。
さらに異文化コミュニケーション学部では、英語・日本語の2言語を駆使して4年間学ぶ”Dual Language Pathway(DLP)”と呼ばれる選抜コースも開講されています。DLPコースの受講者は、2年次に原則1年間の海外留学を経験します。また卒業研究(論文)も英語での作成が求められる形です。4年間、英語漬けの学習環境で過ごしたい人に、DLPコースは最適といえるでしょう。
明治学院大学の文学部英文学科では、少人数制の学習環境のもとで英語の基本訓練を実施していきます。英語のみで行われる授業は全体の36%となっており、授業の履修次第では大半の授業を英語で受けることも可能です。また国際協働型交流クラス(COIL)では、オーストラリア・オランダ・スイスなどの大学とオンライン上でつながり、海外の学生と一緒に授業を受けられます。
3・4年次からは、イギリス文学コース・アメリカ文学コース・英語学コースの3コースから希望のコースを選択可能です。それぞれのコースで少人数制のゼミが開講され、専門分野について深く学んでいきます。
さらに明治学院では、留学・海外インターンシップの制度も充実しています。短期・長期の留学・インターンシップの機会を幅広く提供しているので、海外での英語学習を深めたい場合にも最適です。
東京には英語を学べる大学が数多くあります。大学ごとによってカリキュラムは様々ですので、自分が学びたいことを学べる大学・学部であるか事前にチェックすることが必須になります。
例えば、文学部系統の学部の場合だと英文学関連の授業が多いです。
一方で外国語学部系統だと、実用的な英語学習がメインになるケースが多い傾向になります。一口に英語といっても英語の学習内容は様々ですので、自分の興味・関心に合わせて大学・学部を選ぶようにしてください。
本記事で紹介した内容・情報を参考にして頂き、東京の大学で英語学習をスタートしてもらえると幸いです。
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