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【動画解説あり】2024年 英検® 問題形式リニューアル!変更点、対策法まで徹底解説!

2024年度第1回から行われる英検リニューアルについて、詳細が発表されました。

リーディング問題が減り、ライティング問題が増えます。

しかし、残念ながら、新形式のライティング問題に対応できる参考書はまだありません。

よって、今回は英検受験者は知っておきたい変更点、対策法、注意点まで徹底的に解説します!

ぜひ最後までご覧ください!

井関 真大/武田塾English CEO

TOEIC満点・英検1級・2021年英検協会奨励賞第2位
井関 真大/武田塾English CEO

TOEIC満点・英検1級・2021年英検協会奨励賞第2位
井関 真大/武田塾English CEO

累計400万回再生突破のYouTubeチャンネル「武田塾English」にて社会人向けに英語学習に関する有料級の情報を配信中!Be動詞も理解できずに英語学習に悩んでいたところから数年で英検1級・TOEIC900点以上を取得。最も効率的な英語学習方法を日本に広めるため株式会社武田塾Englishを設立。

井関 真大(いせき まさひろ)1993年生まれ、東京都立川市出身。立川市立立川第五中学校から都立翔陽高等学校へ進学。高校3年の4月に武田塾御茶ノ水本校に入塾し、偏差値31.6から明治大学商学部に逆転合格。明治大学在学中、2年で英検1級を取得。その後、英国イースト・アングリア大学へ正規留学。卒業後は一般企業(株式会社ベイカレント・コンサルティング、他)で英語を使った実務を経験。25歳で独立。
現在は大学受験予備校、武田塾の西東京エリア(田無校、ひばりヶ丘校、東久留米校)を統括する傍ら、武田塾のカリキュラム作成に参画、YouTubeの「武田塾チャンネル」にも出演中。統括校舎からは難関国公立・早慶上智・GMARCHなどへの合格実績を数多く出している。

【著書】
『Be動詞もわからなかった私が数年でTOEIC満点をとった英語独学法』(幻冬舎)、『大学入試 逆転英単語2000 (武田塾逆転合格一冊逆転プロジェクト) 』(アルク)

【取得資格】
・英検1級
・TOEIC L&Rテスト990点
・TOEIC Writingテスト満点
・ケンブリッジ英検(CPE)

井関 真大/武田塾English CEOのプロフィールページ

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英検リニューアルの目的とは

日本英語検定協会のHPには、下記が記載されています。

英検はこれまで、その時々の学習指導要領に表わされる英語能力観を踏まえた出題を目指してきました。現行学習指導要領の「外国語」では、複数の技能(領域)を統合した言語活動の充実を図ることが目指されています。また、知識や技能の習得だけでなく、コミュニケーションを行う目的や場面、状況等に応じた言語の運用を考える中で思考力、判断力、表現力等の育成も求められています。
これらを踏まえ、できるだけ早いタイミングで、新たな英語能力観を反映した出題形式を取り入れてリニューアルする必要があると、英検協会として判断しました。

公益財団法人 日本英語検定協会

また、今回お伝えする内容は動画でもさくっと話しています。

*内容としてはブログの方が濃いです。動画はあくまでもさくっとなのでご注意ください。

リニューアル対象級

3級、準2級、2級、準1級、1級がリニューアルとなります。

S-CBTに関しては、2024年5月実施分からリニューアル開始予定です。

各級の改定内容については、下記表をご覧ください。

出典:公益財団法人 日本英語検定協会

ピンチ!新形式のライティング対策本がない・・・

残念ながら、新形式のライティング問題に対応できる参考書が、世の中にはまだありません。

実際の試験問題を踏まえて、参考書は発売されると思うので、恐らく24年の秋以降になるのではないでしょうか。

よって要約問題・Eメール問題の対策がとても難しくなるのではないかと考えています。

しかし、受験や留学、就職、転職で発売まで待てない!期限が迫っているという方も多いです。

なので、武田塾Englishでは、英検やTOEICに精通した森田鉄也先生を交えて参考書制定を行い、要約問題、Eメール問題でしっかり得点が取れるよう、万全の対策を取っています。

特に英検準1級、1級は添削が合格への鍵となりますので、森田鉄也先生の参考書選定、コンサルタントの添削力を駆使して進めています。

英検1級のリニューアル内容

大学上級レベルで、スピーキングは他の級と違って唯一スピーチ形式となっています。

1級がどのように変わるのか、詳しく見ていきましょう。

リーディング

合計41問から35問に減ります。

減るのは、大問1の語句空所補充問題で3問、大問3の長文内容一致問題で3問です

リスニング

変更なし

ライティング

既存の意見論述問題に要約問題が追加され2題になります。

下記の要約問題サンプルからも分かる通り「自分の言葉で書いてください。」と指示があるので、文章を部分的に切り取って繋ぎ合わせるのではなく、しっかりパラフレーズできる力が必要になります。

文字数も90 words~110 wordsで、2級の倍、準1級の1.5倍書かなければいけません。

出典:公益財団法人 日本英語検定協会

スピーキング

変更なし

時間制限について

変更なし

英検準1級のリニューアル内容

レベルは大学中級程度です。

大学受験時に点数が加点されるなど、有利になるケースが多く受験者も増えています。

リーディング

合計41問から31問に減ります。

減るのは、大問1の語句空所補充問題で7問、大問3の長文内容一致問題で3問です。

リスニング

変更なし

ライティング

既存の意見論述問題に要約問題が追加され2題になります。

順序としては、要約問題→意見論述問題です。

要約問題のサンプルから分かるように、「自分の言葉で書いてください。」と指示されているので、文章を部分的に切り取って繋ぎ合わせるだけではなく、しっかりパラフレーズできる力が必要になります。

出典:公益財団法人 日本英語検定協会

スピーキング

Qの4問目に、話題導入文が追加されます。

既存の形式では、1~3問は日常的な質問で、4問目にいきなり社会的な質問が来る流れでしたが、話題導入文が追加されたことで、受験者にとって少し答えやすい形となりました。

試験全体の難易度や内容に大きな変更はありません。

出典:公益財団法人 日本英語検定協会

時間制限について

変更なし

英検2級のリニューアル内容

リーディング

合計38問から31問になります。

減るのは、大問1語句空所補充問題で3問(文法問題は0となります)、大問3の長文内容一致問題4問です。

リスニング

変更なし

ライティング

既存の意見論述問題に要約問題が追加され2題になります。

順序としては、要約問題→意見論述問題です。

要約問題のサンプルから分かるように、「解答が英文の要約になっていないと判断された場合は、0点と採点されることがあります」と記載されているので、文章を部分的に切り取って繋ぎ合わせるだけではなく、しっかりパラフレーズできる力が必要になります。

スピーキング

変更なし

時間制限について

変更なし

英検準2級のリニューアル内容

リーディング

合計37問から29問になります。

減るのは、大問1の語句空所補充問題で5問、大問3の長文語句空所補充で3問です。

リスニング

変更なし

ライティング

既存の意見論述問題にEメール問題が追加され2題になります。

順序としては、Eメール問題→意見論述問題です。

Eメール問題のサンプルから分かるように、「解答がAlexのEメールに対応していないと判断された場合は、0点と採点されることがあります」と記載されているので、ここは要注意です。

相手からの質問質問に答えるだけでなく、受験生側も質問をする必要があります。

質問の仕方を普段から学んでおきましょう。

スピーキング

変更なし

時間制限について

リーディングとライティングで75分でしたが、80分に時間延長となります。

英検3級のリニューアル内容

リーディング

変更なし

リスニング

変更なし

ライティング

既存の意見論述問題にEメール問題が追加され2題になります。

順序としては、Eメール問題→意見論述問題です。

Eメール問題のサンプルから分かるように、「解答がEメールに対応していないと判断された場合は、0点と採点されることがあります」と記載されているので、しっかりとした返信内容になるよう注意しましょう。

スピーキング

変更なし

時間制限について

50分から65分に延長となります。

リニューアルされた英検の対策法

1級、準1級、2級は要約問題が、

準2級、3級はEメール問題が追加となり、ライティングが2題となります。

それぞれの対策方法を見ていきましょう!

英検1級の対策なら

語句空所補充問題で3問、長文3問で合計6問削除になりますが、時間制限に変わりがないため、この分の時間で英作文(要約問題)に取り組まなければいけません。

また要約問題とはいえ、リーディング力がなければ正確に意味を取ることができず、的外れな内容を書いてしまう可能性が出てきます。

よって、これまでよりも速く正確に読む力、論理的に書く力、パラフレーズの力が必要になります。

要約問題では、元の文章を読んだことがない人でも要約文だけで理解ができるよう、語数内で本質的な内容を書き、同じことを反復しないように気を付けなければいけません。

そして、言い換えは抽象的に書くことがポイントになります

具体的な用語や固有名詞が出てきた場合は、総称的な言葉や抽象的な表現に変える必要があるので、普段から意識していきましょう。

(例:Mercury, Venus, Jupiter, Mars→planetに言い換えるなど)

英検準1級の対策なら

語句空所補充問題で7問、長文3問で合計10問削除になりますが、時間制限に変わりがないため、この分の時間で英作文(要約問題)に取り組まなければいけません。

また要約問題とはいえ、リーディング力がなければ正確に意味を取ることができず、的外れな内容を書いてしまう可能性が出てきます。

よって、これまでよりも速く読む力、論理的に書く力、パラフレーズの力が必要になります。

特に要約問題では、文章を部分的に切り取って繋ぎ合わせるだけではなく、しっかり自分の言葉で言い換えられる力が求められます。

そして、言い換えは抽象的に書くことがポイントになります。

具体的な用語や固有名詞が出てきた場合は、総称的な言葉や抽象的な表現に変える必要があるので、普段から意識していきましょう。

(例:Mercury, Venus, Jupiter, Mars→planetに言い換えるなど)

英検2級の対策なら

語句空所補充問題が3問削除、長文4問が削除になりますが、時間制限は変わらないので、この分の時間で英作文(要約問題)に取り組まなければいけません。

また要約問題とはいえ、リーディング力がなければ正確に意味を取ることができず、的外れな内容を書いてしまう可能性が出てきます。

よって、速く読む力、文章全体の意味を捉える力、パラフレーズの力がより必要になります。

要約問題では各段落ごとにポイントがあるため、however, in addition, thereforeなどを使って、論理的に繋げる力を付けましょう。

そしてパラフレーズも重要です。

抽象的に書くことがポイントになるので、具体的な固有名詞が出てきても抽象的な表現に変えましょう。(例:Mercury, Venus, Jupiter, Mars→planetに言い換えるなど)

英検準2級の対策なら

時間は5分延長となりますが、Eメール問題は相手が述べている質問に対して回答するだけでなく、受験者側も質問する必要があります。

時間内に書けるよう、質問の仕方を普段から学んでおきましょう。

またライティング問題の中で文法力がチェックされるため、既存の4択文法問題はなくなります。

「文法事項を知っている」だけでなく、能動的に使いこなせる力を付けましょう。

英検3級の対策なら

時間は15分延長となりますが、Eメール問題は相手への返信が求められるので、普段からコミュニケーションを意識した例文をたくさん学んで、使えるようになりましょう。

英検対策なら武田塾English!

2024年度第1回から行われる英検リニューアルについて、対策法もあわせて紹介いたしました。

これまで以上に速読力が必要となり、本質的な内容が書けて、パラフレーズ力が必要になります

新形式のライティング問題(要約・Eメール)の対策本が発売されていない点も、対策が難しい要因となるでしょう。

武田塾Englishでは、英検やTOEICに精通した森田鉄也先生、井関を交えて参考書制定を行い、要約問題、Eメール問題でしっかり得点が取れるよう、全て添削して万全の対策を取っています。

また武田塾Englishは、TOEICスコアアップ平均300点(3ヶ月)、英検1級、準1級合格、IELTS7.5、UCバークレー校への合格など、圧倒的な実績を出してきました。

社会人向けコーチングスクールですが、学生さんも多く受講いただいております。

ゴールから逆算して一人一人のスケジュール、参考書決め、学習指導もマンツーマンで行っているので、受験、留学、就職、転職で期限が迫っているという方は、ぜひお気軽に無料カウンセリングにお申し込みください。

校舎画像

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