日本で勉強をしていると、英語4技能の中ではスピーキングはおろそかになりがちです。
学校でも、受験勉強でもどうすればスピーキングができるようになるかというのはあまり語られません。
そこで今回は、スピーキング力を爆上げする方法の1つ、「暗唱」について徹底解説していきたいと思います!!
今回ご紹介する内容は、動画でも簡単に説明しています👇
「暗唱」と聞くと、「難しそう…」「昔学校でやったことがあるけどいい経験がない…」という方が多いと思います。
確かに暗唱は難しいです。受動的に読んだり聞いたりするのではなく、自分の頭で記憶してそれをアウトプットする作業は簡単ではありません。
ですが、正しいやり方とコツを掴めば、実は案外できるもので、スピーキング力向上に大いに貢献します。
では早速、暗唱の手順を紹介していきます。
まず最初にやるべきことは、暗唱するスクリプトを作成することです。
トピックは自己紹介やTOEFL、IELTSの問題、英検の面接の問題など、ご自身の興味に合わせて決めてもらって構いません。
ただ、1つ注意なのは数文、できれば150字程度でスクリプトを作ることです。
1文でも効果はあるのですが、数文コンテキストがあった方が覚えやすい かつ 実際に話す際は試験であれ、英会話であれまとまった数文だからです。
次に、書いた英文をChat GPTに添削してもらい、文法的なミスを直してもらいます。
ここで、表現まで変えた高尚な文にしてしまうとかえって覚えるのが大変なのであくまで文法的なミスを直してもらうところで留めましょう。
そして、昨今のAIは優秀なもので、その添削された文章の音声を聞くことも可能ですので、必ず音声を使用して、間違った発音で覚えないようにするのが吉です。
そこから出来上がった文章をまずは数回音読し、リードアンドルックアップを行います。
リードアンドルックアップとは、1文を音読し、その後すぐにその音読した文をそらで言う練習をするものです。
すぐに出てこなければ、また見直して覚え直し、しっかり1文章覚え切るまで1文ずつこれを繰り返します。
そして、最終的に全ての文章がそらで言えるようになれば完成です。ここまでで30分から1時間、英語初心者の方でも長くて1時間半程度かと思われます。
ここまで暗唱についてその手順を詳しく説明してきました。
「なんだ、これなら自分にもできそうだ!」と思える方もいるとは思いますが、
特に初心者の方は「やはり自分には難しそう」と感じると思います。
ただ、やってみると初心者の方でもできるので安心して、とにかくやってみてください。
Chat GPTに添削してもらったものであっても、自分で書いた内容の暗唱は思っているよりすんなりできます。
ただ、本当に初心者の方はご自身で英文を作成するのが難しいこともありますので、その際は日本語で文章を作成し、Chat GPTに英語に訳してもらいましょう。
今回はスピーキング力を爆上げする方法として「暗唱」を紹介しました。
英文を暗唱すると、英語の知識が自身の身体に血肉化され、「英語の感覚」が身についてきます。
「語彙知識」「文法知識」「発音知識」など、英語学習に重要な要素が感覚として身につき、スピーキングはもちろんのこと、リーディングやリスニングなど他の技能にも活きてきます。
「暗唱」は確かにレベルが高いですが、正しい手順を踏み、AIを駆使すれば初心者であっても全く不可能なことではありません。
これを機にぜひ暗唱に取り組み、スピーキング力、いや、英語力を爆上げしていきましょう!!
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