今回は、
英会話シリーズ第三弾
「定型表現の重要性」
についてお話ししていきたいと思います!
「文法と単語はやったけど、英会話は全然できるようにならない…」
「英会話のスキルをもっと向上させたいけど、何をすれば…」
という方は、ぜひご覧ください!
初めに衝撃の事実をお伝えします。実は….
日本語のネイティブも英語のネイティブも、話すときはほとんど考えてないんです。
「どういうこと?」と思われるので説明していきたいと思います。
実は言語のネイティブは、文法と単語を駆使して毎回全てのフレーズ・文を作り出しているわけではありません。もちろんその側面はありますが、その場面は多くないということは知っておくべきだと思います。
例えば、日本語で「いちかばちかやってみるか!」というフレーズがありますよね。みなさんはこのフレーズを発する時に
「いちかばちか が熟語的なフレーズで、やる とくっつけるか… してみる 的な要素もつけたいから やってみる にしよう。よし…!」→「いちかばちかやってみるか!」
と考えるでしょうか?考え…ないですね。
「いちかばちかやってみる」はよくある言い回しで単語・文法的に考えていることはないです。
実は・・・・これ英語でも同じなんですね。
英語には 「Is that what I think it is?」というよくある言い回しがあります。「それってもしかして例のやつ?・私が思ってるのであってる?」という意味です。この表現を文法的に考えることは可能です。しかし、先ほどの日本語の例と同じように、英語のネイティブスピーカーは
「whatは関係代名詞で the thing whichの意味であり、I think it is の補語の部分に….」
と考えてこのフレーズを作り上げているでしょうか?
答えはNoです。そんなことを考える必要もないほどによく使う言い回しであるというわけです。
ある研究では、ネイティブが発する言語の8割はこの定型表現であると言われています。つまり、定型表現の学習は英会話学習において重要どころか、なくてはならないものということです。
定型表現の重要性は理解していただけましたでしょうか?ここからは
どうやって定型表現を覚えていくか
についてお話していきたいと思います。
定型表現の暗記には、まず参考書が最適です!武田塾Englishにピッタリですね(笑) 自分で辞書を引きながら、ネットで検索しながら覚えていくのも後々必要ですが、まずはまとまっている本を探してそこにある表現を覚えていきましょう。では、おすすめ参考書2冊を紹介しましょう!!
『英語は決まり文句が8割 今日から役立つ「定型表現」学習法』 中田達也著
こちら….
超おすすめです。ほんとに!!
本書には、覚えるべき定型表現の数多く収録されています。
しかし、本書で注目すべき点は、その学習法がまとめられているところです。
定型表現の利点・専門家にしか役に立たないと思われている「コーパス」についてなどなど…さまざまな観点から、定型表現の良さと学習法が書かれています。まずはどう学習すればいいかを詳しく知りたいという方は必読です!
『知られざる基本英単語のルール』日向清人/狩野みき著
こちら….
超おすすめです。ほんとにほんとに!!
こちらは、
定型表現を覚えていく本です。
100本を超えるダイアログ(会話文)が収録されており、その中に重要な定型表現が散りばめられています。会話の内容も面白いが多く、全ての表現に対して解説もついていますので、楽しく定型表現を学習していけると思います。
英語の勉強をするのに、
「日本語を使う??妙だな…?👓」
という感じだと思います。ということで少し実践してみましょう。
「いちかばちかやってみるか」先ほど使った日本語の定型表現ですね。これは英語で
「I will take a chance on it.」と言います。(on itが省略されることもあります。)
これを覚えちゃえばいいんです。
実は、日本語の定型表現は、英語でも定型表現であることが多いです。
ですから、日本語でこれよくいうけど英語ではなんていうんだろ?と考えて調べてみることも定型表現の学習には持ってこいなのです。
今回は、
「定型表現の重要性」
「定型表現の学習法」
についてお話しさせていただきました。
定型表現をあまり意識していなかった方は今日から意識して英会話学習にブーストをかけていきましょう!今日から英会話学習を始めるという方も定型表現を学習に取り入れていただけたらと思います!
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