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武田塾English本部

英単語が覚えられない理由|効果的な覚え方のコツや定着のポイントを徹底解説!

こんにちは!
武田塾English代表の井関です。

皆さんは英単語を覚える際、どんなふうに覚えていますか?

『英単語がなかなか覚えられない!』
『英単語を覚えるコツを教えて欲しい!!』

などなど、単語暗記にまつわる悩みを抱えている方は多いです。

そこで、今回は英語学習の第一関門、単語暗記について詳しく解説していきます。

『単語が覚えられない理由』や『効果的な勉強法』、『おすすめの単語帳』など役立つ情報満載でお届けします!

【この記事を読むと・・・】
・英単語が覚えられない理由が分析できる!
・英単語を覚える際のコツや暗記法を学べる!
・英単語を覚えやすい単語帳や勉強ツールを知ることができる!

井関 真大/武田塾English CEO

TOEIC満点・英検1級・2021年英検協会奨励賞第2位
井関 真大/武田塾English CEO

TOEIC満点・英検1級・2021年英検協会奨励賞第2位
井関 真大/武田塾English CEO

累計400万回再生突破のYouTubeチャンネル「武田塾English」にて社会人向けに英語学習に関する有料級の情報を配信中!Be動詞も理解できずに英語学習に悩んでいたところから数年で英検1級・TOEIC900点以上を取得。最も効率的な英語学習方法を日本に広めるため株式会社武田塾Englishを設立。

井関 真大(いせき まさひろ)1993年生まれ、東京都立川市出身。立川市立立川第五中学校から都立翔陽高等学校へ進学。高校3年の4月に武田塾御茶ノ水本校に入塾し、偏差値31.6から明治大学商学部に逆転合格。明治大学在学中、2年で英検1級を取得。その後、英国イースト・アングリア大学へ正規留学。卒業後は一般企業(株式会社ベイカレント・コンサルティング、他)で英語を使った実務を経験。25歳で独立。
現在は大学受験予備校、武田塾の西東京エリア(田無校、ひばりヶ丘校、東久留米校)を統括する傍ら、武田塾のカリキュラム作成に参画、YouTubeの「武田塾チャンネル」にも出演中。統括校舎からは難関国公立・早慶上智・GMARCHなどへの合格実績を数多く出している。

【著書】
『Be動詞もわからなかった私が数年でTOEIC満点をとった英語独学法』(幻冬舎)、『大学入試 逆転英単語2000 (武田塾逆転合格一冊逆転プロジェクト) 』(アルク)

【取得資格】
・英検1級
・TOEIC L&Rテスト990点
・TOEIC Writingテスト満点
・ケンブリッジ英検(CPE)

井関 真大/武田塾English CEOのプロフィールページ

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英単語が覚えられない理由

英単語がなかなか覚えられない主な理由は、次のような6つだと言われています。

【英単語が覚えられない主な原因6選】
1 | 一度にまとめて覚えようとしている
2 | 英単語を見ているだけで覚えようとしている
3 | 完璧に覚えようとしている
4 | 勉強量が少ない
5 | 関連づけがヘタ
6 | 発音記号と音の作り方を知らない

それでは、一つひとつ探っていきましょう!

1.一度にまとめて覚えようとしている

多くの人が経験することかもしれませんが、長時間一気に単語や情報を詰め込んで勉強することは、勉強の効果を高めるうえで、効果的ではありません。

「エビングハウスの忘却曲線」として知られる現象によれば、私たちは、学んだことを時間が経つにつれて忘れてしまう傾向があります。

たとえば、教科書や単語帳を一度読んだだけでは、24時間後には約3割、48時間後には約2割しか覚えていないことが分かっています。

そのため、情報を一度に大量に詰め込むのではなく、学習を細かく分割し、できるだけ頻繁に復習することが大切です。

例えば、新しい英単語を10語、学んだら、翌日にはそれらの単語を実際に使ってみたり、定期的に復習を行ったりすることが有効です。

2.英単語を見ているだけで覚えようとしている

英単語を覚える際、それを単なるアルファベットの組み合わせとして捉えて、覚えるのは、とても難しいです。

例えば、単語を、スペルを書き出しても、次の日には忘れてしまうことがよくありますね。

そのため、ただ覚えるのではなく、実際にその単語を使うことが、記憶力を向上させる手助けとなります。

(1)で紹介した「エビングハウスの忘却曲線」に示されているように、私たちは24時間経つと学んだ情報の半分以上を忘れてしまいます。

このため、覚えた単語を何度も実際に使ってみることで、忘れにくくすることができます。

英単語を学んだら、翌日やそれに続く日に、その単語を実際の文脈で使う機会を積極的に作ることが、単語の定着率を向上させる方法です。

3.完璧に覚えようとしている

単語の中には、たくさんの意味を持っているものがあります。

また、辞書や単語帳を開けば、ひとつの単語につき、さまざまな訳や例文が載っていることもありますね。


しかし、ひとつの単語に付随するすべての意味を一度に覚えることは不可能に近いです。

そのことを理解しないまま、コツコツと単語暗記をしようとすると物凄く時間がかかってしまいます。

単語帳を丁寧にすすめるあまり、途中で挫折する人はこれが原因の可能性が高いです!

4.勉強量が少ない

英語学習に限った話ではありませんが、単語暗記で最も重要なのは、やはり十分な勉強時間を確保することです。

ちなみに、武田塾Englishでは、1日100単語を暗記するのに、30~90分の時間をかけて頂いています。

暗記のペースは、元々の語彙力や暗記の得意不得意によっても変わりますが、1日5分や10分くらいの勉強時間で少ない単語を覚えようとするとかえって暗記効率が悪くなってしまうことがあります。

そのため、暗記のやり方は、自分に合っているという手ごたえがあっても、知識が抜けていくと感じる方は、シンプルな勉強不足を疑いましょう。

また、長年、英語を学んでいるのに上達が遅いと感じる人についても、勉強時間が安定的に確保できているかを振り返ってみてください!

5.関連づけがヘタ

英単語には関連性というものが存在します。

そして、関連性を見抜くには、品詞の理解や接頭辞などの語源の知識が必要です。

これらは、中学や高校の英語でも少しは触れますが、先生によってはしっかり解説してくれていないこともあります。

まず、その存在を知らずに、単語暗記をする際、単語をアルファベットの羅列と捉えて、ただ闇雲に覚えようとすると覚えづらくなります。

6.発音記号と音の作り方を知らない

英単語を覚えるうえでの障害の一つが、英語の発音ルールと音の発音方法を知らないことです。

ネイティブスピーカーは英単語を発音する際、特定のルールに従って発音します。これには発音記号、音声変化、抑揚、イントネーションなどが含まれます。

発音ルールや正しい音の発音方法を理解していないと、単語とその発音を結びつけるのが難しく、英単語の覚えがスムーズに進みません。

また、カタカナの発音や語呂合わせなど、表面的な方法で単語を覚えても、実際の発音を理解していないと、英文になった際の音のつながりが分からず、覚えた単語を実際の英会話で使うことが難しくなってしまいます。

そのため、英単語を本当にマスターするためには、発音記号や音の発音方法を学ぶことが欠かせません。

———————————————————

ここまで、見てきたのは次の通りです。

【英単語が覚えられない主な原因6選】
1 | 一度にまとめて覚えようとしている
2 | 英単語を見ているだけで覚えようとしている
3 | 完璧に覚えようとしている
4 | 勉強量が少ない
5 | 関連づけがヘタ
6 | 発音記号と音の作り方を知らない

次に英単語を覚える際のおすすめの勉強法を紹介していきます!

英単語が覚えられない人におすすめの勉強方法

ここでは、原因別におすすめの英単語の勉強法を解説していきます。

▼英単語を見ているだけで覚えようとしている人向けの覚え方
→発音とセットで覚える
→用法とセットで覚える
→接頭辞・接尾辞に注目して覚える
→声に出して覚える

▼完璧に覚えようとしている人向けの覚え方
→すべてではなく1つの意味をまず覚える
→単語の使われ方や語源などに関心を向ける
→関連づけがヘタな人向けの覚え方
→イラストで覚える
→複数の英単語を関連させて覚える
→フレーズで覚える
→イメージと英単語を結びつけて覚える

▼発音記号と音の作り方を知らない人向けの覚え方
→発音記号を覚える
→ネイティブの発音を聞いて覚える
→発音を意識して音読する それでは、一つひとつ詳しく見ていきましょう!

英単語を見ているだけで覚えようとしている人向けの覚え方

英単語を覚える時に単語帳を黙読状態になってしまっている人は、次のポイントを意識してみましょう!

発音とセットで覚える

発音記号や音のつながりを意識して、ネイティブスピーカーの発音を実際に聞きながら正確な発音を覚えることが大切です。

英単語を単に視覚的に覚えるだけでは、実際の会話で正確に聞き取ったり発音したりするのが難しいです。

ネイティブスピーカーがどのように音を発するかを注意深く聞き、発音と単語の意味やイメージを結びつけることが鍵です!

というのも、発音は英単語の本質的な部分であり、それを理解することは語彙の効果的な習得につながります。

【発音記号の例】
/æ/: “cat”(ネコ)の “a” の発音
/iː/: “see”(見る)の “ee” の発音
/θ/: “think”(考える)の “th” の発音
/ð/: “this”(これ)の “th” の発音
/ʃ/: “shoe”(靴)の “sh” の発音
/ʒ/: “measure”(測定する)の “s” の発音
/ŋ/: “song”(歌)の “ng” の発音
/ɔɪ/: “boy”(男の子)の “oy” の発音
/juː/: “you”(あなた)の “you” の発音

発音記号は、辞書や発音ガイド、単語帳などで記載されています!

用法とセットで覚える

英単語は、多義語で複数の意味を持つことが多いです。

しかし、これらの意味を単独で覚えても、具体的な文脈でどのように使い分けるべきかや、文章内でどの意味を選ぶべきかが分かりにくいことがあります。

英単語を実際に使いこなすためには、例文を通じて覚えることが効果的です。

そのため、例文が記載されている単語帳や教材を選ぶことをおすすめです!

また、単語が複数の意味を持つ場合でも、その単語の核となる基本的な意味を覚えることが重要です。

英和辞書では多くの日本語訳が提供されており、覚える知識の選択肢が多すぎて混乱することがあります。

そのような場合、英英辞書を活用することをお勧めします。 英英辞書はわかりやすい英語の文で単語の基本的なイメージを説明しているため、単語の意味を理解しやすくなります。

接頭辞・接尾辞に注目して覚える

英単語には、接頭辞(Prefix)と接尾辞(Suffix)という考え方があります。 これらは、単語の前や後に置かれる小さな言葉や文字列で、その単語の意味や品詞を変化させる役割を果たします。

▼接頭辞 (Prefix)の例
“un-“(否定の接頭辞):”happy(幸せな)” → “unhappy(不幸な)”
“re-“(再度の接頭辞): “do(行う)” → “redo(やり直す)”
“dis-“(反対の接頭辞): “agree(同意する)” → “disagree(異議を唱える)”

接頭辞は、否定、逆転、再度、反対などの概念を表現することが多いです。また、品詞を変えることもあります。

▼接尾辞 (Suffix)の例
“-er”(比較級の接尾辞): “big(大きい)” → “bigger(より大きい)”
“-tion”(名詞化の接尾辞): “operate(操作する)” → “operation(操作)”
“-ly”(副詞化の接尾辞): “quick(速い)” → “quickly(速く)”

接尾辞は、単語に新たな意味や品詞を与えたり、単数形から複数形などへ変化させる役割を持ちます。

これらの知識を知っていれば、新しい単語を覚える際も、意味が覚えやすくなったり、派生語と併わせて暗記できるようになります。

声に出して覚える

英単語を効率よく覚えるためには、声に出すことが効果的です!

単語帳に書いてある英単語をただ長し見するだけでは、長期記憶にはなりません。

そのため、単語を覚える際には、視覚だけでなく、聴覚と口を活用することが大切です。

というのも、発音記号を見たり、CDでネイティブスピーカーの発音を聞いたりしつつ、実際に自分の口を使って発音することで、音が脳に残りやすくなります。

さらには、単語を使える英語として確実に覚えたい場合、単語だけでなく例文も音読することをおすすめします!

フレーズとして覚えることで、単語の使い方(コロケーション)や文脈での理解が進みます。

完璧に覚えようとしている人向けの覚え方

英単語を覚える時についつい単語の意味や例文をすべて覚えようとしてしまい挫折する人は、次のポイントを意識してみましょう!

すべてではなく1つの意味をまず覚える

単語を覚える最初のステップは、一語一訳が鉄則です!

一語一訳とは、ひとつの単語につき、メインとなる意味をひとつ覚えてればOKということです。

メインとなる意味というのは、一般的な単語帳で言うと、赤字になっていたり、太字で一番最初に明記されている意味を指します。

例えば、「regard」という単語を覚える時、皆さんはどんな風に覚えますか?
この単語を辞書で引くと・・・

regard [US] rigɑ́rd | [UK] rigɑ́ːd

【他動詞】
〔~を〕注視[凝視]する、〔~を〕じっと見る
〔~をある性質や役割だと〕見なす、思う、考える◆【用法】性質や役割などに当たるものをas以下で表す。
・He regarded spying as a crime worse than murder. : 彼はスパイ行為を殺人よりも重大な犯罪だと考えていた。
・He is regarded as the most successful scientist in the country. : 彼は、この国で最も成功した科学者と見なされています。
〔~をある感情を持って〕見る、眺める、感じる◆【用法】感情などに当たるものをwith以下で表す。
〔~を〕(高く)評価する、〔~を〕尊敬する
・He is highly regarded as an observer of international politics. : 国際情勢を見守ってきた者として、彼は高く評価されています。
〔~を〕考慮する、〔~に〕関心を示す regard [US] rigɑ́rd | [UK] rigɑ́ːd
【自動】
注視[凝視]する
注意を払う、留意する 【名詞】
〈文〉注視、凝視
〔ある特定の〕観点、見地◆【用法】in this [that] regardで使われる。
・But I don’t know, maybe it’s the same in the States in that regard. : でも、ひょっとするとその点についてはアメリカでも同じかも。◆日米比較など。
注意、関心、心に留めること
尊敬、敬意、好感

これだけの情報が出てきます。

もちろん、単語帳になると、もう少し情報は少なくなります。
しかし、それでも、2、3この意味、派生語、例文フレーズなどが載っていますね。

今回の「regard」で言うと、まず覚えるべき”一訳”の部分は「~を<…だと>見なす」の意味だけです。

こんな風に、覚えるべき情報を絞ったうえで、効率よく暗記していく必要があります。

単語の使われ方や語源などに関心を向ける

英単語には語源というものがあり、特につづりの長い単語は、複数の意味をもつパーツが合わさって、一つの単語を構成していることが多いです。

このような英単語の性質を理解したうえで、英単語同士に関連性を見つけつつ、覚えていくことはとても大切です!

例えば、「communicate(コミュニケーションをとる)」という形容詞を覚える場合、それに関連するさまざまな品詞も同時に覚えた方がいいです!

動詞: communicate(コミュニケーションをとる)
名詞:  communication(コミュニケーション)
形容詞:  communicative(コミュニケーションが取れる)
副詞:  communicatively(コミュニケーション的に)

さらに、”communicate”は “com-(共に)” と “munus(義務、役割)” が組み合わさってできた単語です。

そして、関連語句をさらに追求すると、”community(コミュニティ)”、”commit(貢献する)”、”combine(結合する)” などが見つかります。

このように、ただ単に単語を無理に覚えるのではなく、語源や品詞に注目し、関連性を見つけて学習すると、単語の暗記が意外にも効率的に進みます!

関連づけがヘタな人向けの覚え方

英単語を覚える時に単語同士の関連性をなかなか見抜けない人は、次のポイントを意識してみましょう!

イラストで覚える

イラストや写真などの視覚的な手法を使用して、難しい単語や概念を覚えるのもおすすめです!

特に普段あまり使わない単語の場合、その単語に関連するイメージを含めて覚えていくことで、記憶に残りやすくなります。

例えば、単語帳にイラストを付けたり、Googleで画像検索をしてみたりするのもいいですね!

覚えにくい単語が出てきた際は、ぜひ活用してみてください!

複数の英単語を関連させて覚える

英単語を一つずつ無関係に覚えていこうとすると、時間も気力もかかってしまいます!

特に英検2級以上のレベルになると、多義語やスペルが似ている単語も数多く出現し、意味のすみ分けや用法を意識して覚えていくことも大切となります。

そんな風に多くの英単語を正しく効率よく覚えていくためには、単語の語源や接頭語、接尾語などの知識をつけて暗記に活かしていくことが必要です。

共通の語源を持つ単語を連鎖的に覚えることで、学習効率が向上し、新しい単語に出会った際にもその意味を予測しやすくなります。

また、名詞を覚える際にも動詞や形容詞、副詞など品詞違いの言葉も同時に学ぶことをおすすめします!

フレーズで覚える

英単語を実際のコミュニケーションで使った際の形で覚えていくこともおすすめです!

多くの辞書や単語帳では、単語の意味や派生語だけではなく、単語のコロケーションや用法を理解するためのミニマルフレーズや例文があわせて載っています。

毎回一つひとつの単語とフレーズを見ていては時間がかかりますが、すんなり入ってこなかったり、あまり使用頻度がなくて用法をイメージしにくいもの、また、日本語と用法に違いがあるものはフレーズで覚えていく方が効率的でしょう!

例えば、「laundry(洗濯物)」という単語。

これを使って(洗濯する)という意志を伝えようとすると、

〇 do laundry.  

が正解になります!

しかし、日本人的な感覚でいうと、洗濯物を洗うから、washかな?きれいにするから、cleanかな?なんていうイメージを持ちますね。

✕ wash laundry. ✕ clean laundry.

こんな風に単語を知っていても、その前後にくる単語の組み合わせによっては、意味を認知できなかったり、覚えた単語を正しく使えないこともあります。

ですから、フレーズ暗記を行い、単語の用法まで意識して学んでいく必要があります!

イメージと英単語を結びつけて覚える

英単語を覚える際に、その単語がどのような文脈で使用されるかをイメージし、実際の文を自分で作ってみるのもおすすめです!

例えば、「delicate(繊細な)」という単語を学ぶ場合、この単語の使われる具体的な場面を思い浮かべてみます。

「この花はとても繊細です」とか、「繊細な操作が必要です」という短めの文脈を考えます。その上で「delicate」という単語を発音し、日本語の意味だけを覚えるよりも、印象に残りやすいです!

この花はとても繊細です。
“This flower is very delicate.” 
→(花などの美しいもの × delicate) 
= 優美で上品な感じ

繊細な操作が必要です。 
“Delicate handling is required.”
→(何かを操作する × delicate) 
= 緻密であり正確さを求められる感じ

この作業に時間をかけすぎないようにしていただきたいですが、フレーズ暗記と同様に、仕様シーンが思い浮かばない場合は、ぜひ、チャレンジしてみてください。

発音記号と音の作り方を知らない人向けの覚え方

英単語を覚える時に単語の発音記号や音のルールを知らない人は、次のポイントを意識してみましょう!

発音記号を覚える

英単語を単に視覚的に覚えるだけでは、実際の会話で正確に聞き取ったり発音したりするのが難しいです。

そのため、英単語を正確に発音できるように、まずは英語の発音記号を覚えましょう!

発音記号を学んでいない人からすると、「単語暗記がしたいのに、発音記号から覚えるの?(面倒だな……)」と逆効果に感じられるかもしれません。

しかし、発音記号を習得することで、今後の単語暗記の効率は上がります。
初期投資だと思って、まとまった時間ができたら思い切って取り組んで欲しいです。

【発音記号の例】
/æ/: “cat”(ネコ)の “a” の発音
/iː/: “see”(見る)の “ee” の発音
/θ/: “think”(考える)の “th” の発音
/ð/: “this”(これ)の “th” の発音
/ʃ/: “shoe”(靴)の “sh” の発音
/ʒ/: “measure”(測定する)の “s” の発音
/ŋ/: “song”(歌)の “ng” の発音
/ɔɪ/: “boy”(男の子)の “oy” の発音
/juː/: “you”(あなた)の “you” の発音

発音記号は、辞書や発音ガイド、単語帳などで記載されています!

ネイティブの発音を聞いて覚える

発音記号や音の生成方法を学ぶ際は、ネイティブスピーカーの音声も聞きながら英単語を正確に覚えていきましょう!

ネイティブスピーカーが音をどのように生成しているかを意識し、単語の意味やイメージと音声を結びつけるために、繰り返し音声を聞くことが大切です!

BBCやVOAなどのオンラインで英語を学べるサイトには、動画コンテンツも多数そろっています。

音声だけだと、口の動きなどをイメージできない方は、ネイティブスピーカーが登場する会話シーンやインタビュー動画を見ながら、口の動きをマネしてみましょう。

発音を意識して音読する

発音記号を覚えたり、ネイティブスピーカーの発音も確認出来たら、音読にも取り組むといいでしょう!

聞いた発音を自分で声に出してみることで、英単語の記憶が強化され、音と文字、イメージが結びつきやすくなります。

最初は、発音に焦点を当て、特定の発音記号を持つ単語の音読からスタートし、慣れてきたら文を読む練習に進んでみてください。

おすすめの英単語帳や学習ツール5選

次に単語暗記におすすめの単語帳や学習ツールを紹介していきます。

・速読英単語・速読英熟語シリーズ|文脈と共に英単語を覚えていく!
・Distinction2000|単語の背景知識やイメージも理解したい!
・速読・速聴英単語Basic2400|音読もしっかりやりたい!
・キクタンシリーズ|楽しく単語暗記を続けたい!
・BBC Learning English|発音や音のつながりも一緒に学びたい!

それでは、一つひとつ詳しく見ていきましょう。

速読英単語・速読英熟語シリーズ


速読英単語は、入試突破に必須の約1900語が厳選収録されています。また、これらの派生語・関連語を含めると約3100語を一冊で学ぶことができます。

また、速読英熟語は、大学受験などでも頻出の英熟語や慣用句、構文等を約1000個、収録している熟語帳です。

参考書には、英単語と英熟語がテーマ別に整理され、毎回200語前後の文章の中に組み込まれています。
それらを意識しつつ、文章の中での使われ方を確認しながら覚えていくことができます。

別売りにはなりますが、文章をネイティブが音読したCD音声も販売されており、シャドーイング教材としても使い勝手がいいです。

速読英熟語については、以下の動画でも紹介しています。

【知らないと本当に損】英語力を底上げする参考書:『速読英熟語』が圧倒的にオススメできる理由【偏差値31.6→英検1級達成】vol.86

Distinction2000

「Distinction 2000」は、英語系YouTuberとしてビジネスパーソンの間で人気を博しているATSUさんの監修した単語帳です。

特徴としては、受験や学術的なアカデミックな単語や英語表現だけでなく、ネイティブスピーカーがよく使う実践的な例文も豊富に収録されている点です。いわゆる、受験対策の英単語では網羅しきれない自然な英語表現があるのはありがたいですね!

また、より高度なコミュニケーション能力を身に着ける為、英単語の知識だけでなく、背景知識や教養部分についての網羅性も高く、経済、音楽、環境、政治からAI分野まで幅広いトピックを扱っています。図表が多めなのもうれしいポイントです!

そのため、音読教材としての枠を越えて、国際教養を身に着けたいという方にもおすすめな一冊です!

さらに、収録されている全ての英単語・例文に、ネイティブスピーカーの音声が収録されています!

ナチュラルスピードかつ、日常会話の際に話されるようなイントネーションにこだわった音声が再現されているため、音のつながりや脱落など、通常のリスニング教材ではなかなか味わえない、超ナチュラルな音声を使って学習できるのはありがたいです。

速読・速聴英単語Basic2400



「速読速聴・英単語Basic2400」は、日常会話でよく使われる英単語や英語表現が、50~100語程度のオリジナル英文と共に学べる仕様となっています。

単語帳でありながら、音読用教材としても使えるのがとても便利です!

難易度としては、TOEICであれば500点以上、英検であれば3級から準2級合格を目指す方におすすめです。

また、収録されている単語は「教育」や「社会」などテーマ別に整理されており、どのテーマの知識が不足しているかに気づくこともできます。

そして、面倒くさがりの方には必見!
音読がやりやすいように、英文にはスラッシュが入っています
スラッシュを入れるのが苦手な方でも安心して使えますね。

キクタンシリーズ

リズムに乗って楽しく身に付く単語帳でお馴染みのキクタンシリーズです!

「目」だけでなく、「耳」「口」「手」をフル活用するので覚えられ、単語帳でありながら、4技能を身に付けるというコンセプトを持っています。

キクタンの最大の特徴は、軽快なリズムと共に、英単語と意味をテンポよく覚えていく音声がついていること!

音声をただ流し聞くのではなく、1週間ごとにチャレンジできる確認テストもついているため、覚えたかどうかの確認と復習までしっかりとできます。

改訂版にはフレーズやセンテンスもついています。

BBC Learning English


BBC Learning Englishは、イギリスの公共放送局が運営するノンネイティブ向けの英語学習サイトです。BBCの情報網を活かして、毎日、世界中のニュースが配信されています。

 関連記事:BBC Learning English 国際基準の英語教材サイトはこれ!

特に、BBCサイトの中にある『BBC 6Minute English』は時間のない方におすすめの週刊配信コンテンツです。

時事ニュースを含む多様なトピックについての教養を深めながら、リスニングやシャドーイングトレーニングができます。

また、コンテンツの中で登場人物たちが繰り広げる会話劇の中には、英語圏の習慣や、ネイティブが使う会話表現もたくさん出てくるため、大変勉強になりますよ!
関連記事:BBC6Minute English 学生にも、大人にも有意義なリスニング教材!

まとめ|英単語を覚えられない人はインプット・アウトプットを意識して、繰り返し学習しましょう!

英単語を覚えられない方は、まず、現状の学習を振り返ってみて、何ができていないのかを考えてみましょう!

時間が足りない、教材が合っていないなど、物理的な原因なのか、

やり方が非効率で学習が長続きしない、単語が文字の羅列に見えてスムーズに覚えられないなど暗記法に問題があるのか…。

よく考えてみて、ぜひ、インプット・アウトプット方法を変えてみてください!

自分では原因がなかなか分からない!という方は、武田塾Englishの無料カウンセリングをぜひご利用くださいね(^▽^)/

校舎画像

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